XMの約定力は高い？XMの約定力が高い理由やメリットを解説！

「XMの評判がいいけど、約定力は高いの？」
「XMの約定力について詳しく知りたい」
「XMでスリッページは起こるの？」
FX取引をしている人の中には、業界の中でも評判がいいXMの約定力について知りたい人も多いでしょう。

この記事では、XMの約定力についてやXMの約定力の特徴、メリットに加え、XMでスリッページは滅多に起こらない理由や、それでもスリッページが起こってしまう原因についても解説しています。

この記事を読むことで、XMの約定力が高い理由やその仕組みについて把握できます。DD方式やカバー取引についても触れながら、XMの取引方式について説明しているため、XMでの取引について詳しくなれるでしょう。

XMでFX取引することを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

XMの約定力は業界最高レベル

XMの約定力は、業界の中でも最高レベルの水準です。

自社で抱えている顧客数が多いため、トレーダー同士の注文を瞬時にマッチングさせられます。

スリッページの発生率も少ないです。

XMの公式サイトによると、約定率が99.98パーセント、約定スピードが99.35パーセントとなっており、XMの約定力が非常に高いことがわかります。

約定力とは？

約定力とは、FX取引を注文通りに成立させる力のことです。

FX取引では、注文したときにその注文が成立するまでにタイムラグがあります。

タイムラグが発生してから注文が成立した割合を約定率と呼び、約定率が100パーセントに近いほど希望通りの価格で売買が可能です。

また、約定力には、取引が約定するスピードも重要です。

約定率が高く、約定スピードが早いほど、約定力が高いと言えるでしょう。

約定力は、FX業者を選ぶときには無視できない要因です。

約定力が低い場合、希望通りの値段で注文を成立させられず、トレーダーが損失を被る可能性があります。

約定とスリッページの関係

スリッページとは、注文価格と約定価格の差のことです。

約定力の低いFX業者では約定までに時間がかかり、スリッページが発生しやすくなります。

スリッページが頻繁に発生する場合、注文通りの取引が進まず、利益を出しにくくなるでしょう。

約定まで時間がかかってしまう原因は、大きく2つ挙げられます。

取引者のインターネット回線やFX業者のデータセンターに不具合が発生して、取引情報を処理するのに時間がかかった場合、スリッページが起こりやすくなります。

そのほかの原因は、FX業者が採用している受注方式や注文の流動性が原因で約定までに遅延が発生したときが挙げられます。

無駄なスリッページを避けるためにも、これらの原因が起こりづらく、約定力が高い業者を選ぶことが大切です。

XMの約定力の特徴

FXの約定力は、以下の要因で決まります。

XMは、これら全てが業界の最高水準となってます。

そのため、FX取引をするときに、トレーダーは希望通りに取引することが可能です。

ここでは、XMの約定力が高い要因について詳しくに解説していきます。

スリッページが起こりづらい

約定率と約定スピードが業界内でも高水準になっており、スリッページがかなり発生しづらいです。

FX取引では、注文時の価格と約定時の価格に差が出るのは珍しいことではありません。

そのため、FX会社を選ぶときには、レバレッジや取引手数料と並んでスリッページが重要な要素となっています。

利益を出すためには、スリッページを極力少ない状態で取引を成立させることが大切です。

スリッページが発生すると、トレーダーは思うように取引ができず、損失を被る可能性が高くなります。

XMは、トレーダーにとっては非常にトレードしやすく、快適な取引環境と言えるでしょう。

約定率が高い

XMの約定率は、99.98パーセントです。

約定率は、注文が約定された割合を示す数値のため、XMではほぼ約定拒否が起こらないことを示しています。

約定率が高い理由は、XMがNDD方式を採用している点と、取引形式にマリー取引を採用している点が挙げられます。

FX業界の最大手として多くのトレーダーを抱えているため、高い約定率の維持が可能です。

NDD方式とマリー取引については、この後の見出しで解説しています。

約定スピードが早い

XMは約定スピードが早く、99.35パーセントの注文が1秒以内に約定します。

約定スピードの早い理由は、XMは取引サーバーの強化に力を入れている点が挙げられます。

回線による遅延が発生しにくいことから、約定スピードを高い水準で維持可能です。

また、NDD方式とマリー取引の採用していることも、高い約定スピードを実現させている要因でしょう。

XMの約定力はなぜ高い？

XMの約定力が高い理由は以下の要因が挙げられます。

FXには、NDD方式（ディーリングディスク方式）とDD方式（ノン・ディーリングデスク方式）という2つの取引方式があります。

また、NDD方式にも2種類があり、マリー取引とカバー取引に分けられます。

ここからは、NDD方式とDD方式、マリー取引とカバー取引の違いについて触れ、XMの約定力が高い理由を確認していきましょう。

NDD方式を採用している

XMのFX取引では、NDD方式を採用しています。

NDD方式とは、トレーダーがディーラーを挟まずに直接インターバンクと取引するFX取引方式です。

トレーダーが介在していないため、約定率や約定スピードの向上、スリッページや約定拒否が起きにくく、約定力が高くなります。

また、インターバンクと直接取引をするため、取引の透明性が高いのも特徴です。

ディーラーの介在がないため、取引が恣意的にコントロールされることはありません。

トレーダーが思うように取引できるため、意図していない損害を避けられます。

DD方式の危険性

DD方式は、ディーラーがトレーダーとインターバンクの仲介して取引するFX取引方式です。

トレーダーの注文をディーラーが受注し、約定まで取り次ぎます。

多くの国内のFX業者はDD方式を採用しており、海外FX業者ではNDD方式を採用している場合が多いです。

DD方式のメリットは、NDD方式と比べるとスプレッドが狭い点が挙げられます。

一方、デメリットは、FX業者が注文を取り次ぐため、約定までに時間がかかってしまい、NDD方式よりもスリッページが起きやすい点です。

また、ディーラーが仲介するため、取引の透明性が低い点もデメリットでしょう。

DD方式では、トレーダーの損失はFX業者の利益に直結します。

そのため、DD方式ではディーラーによって取引がコントロールされてしまう可能性があります。

具体的には、スリッページや約定拒否、ストップロスなどを引き起こし、トレーダーの利益を減らして会社の利益にする行為です。

こういった理由から、DD方式よりもNDD方式の方がトレーダーにとって利益を生みやすい取引方式だと言われています。

マリー取引を採用している

XMは、マリー取引を採用しているため、スリッページが発生しにくくいです。

NDD方式には、マリー取引とカバー取引の2種類があります。

マリー取引は、FX業者が自社内のトレーダー同士で売買を成立させることで、取引を約定させる取引方式です。

スリッページは、売買取引の約定相手が見つからない場合に発生するため、インターバンクで取引する前に取引が約定するカバー取引ではスリッページが発生しません。

一方、カバー取引はトレーダーの注文をFX会社がそのままインターバンクに流す取引方式です。

FX業者にとっては為替相場の急変で起こるスリッページなどをリスクヘッジできますが、トレーダーにとってはマリー方式よりもスリッページが発生しやすくなるでしょう。

XMでは、トレーダーから注文を受けたとき、まずマリー取引での約定を目指します。

そして、マリー取引で約定できない場合のみ、カバー取引での約定を目指します。

XMは業界の中でもトップクラスの顧客数を誇っており、多くの注文はマリー取引で成立可能です。

そのため、約定拒否やスリッページが発生しにくく、高い約定力を維持できています。

約定力が高いことのメリット

XMは、NDD方式とマリー取引の採用により、業界内でも高い約定力があります。

約定力が高いことでもたらされるトレーダーのメリットは、以下の通りです。

無駄な損失を抑えられる

約定力が高いことで、無駄な損失を最小限に抑えられます。

FX取引では、利益だけを出し続けることは不可能です。

利益と損失の両方を出しながら、総合的に利益がプラスになることを目指します。

そのため、取引の損失が確定したときに、いかに損失を減らして損切りできるかが重要です。

損切りのときにスリッページが発生すると、損失が無駄に拡大してしまいますが、約定力が高いFX業者であればスリッページの発生を限りなくなくしてくれるでしょう。

スキャルピングがしやすい

約定力が高いことで、XMではスキャルピングがしやすくなっています。

スキャルピングとは、少ない利幅を狙って1日のうちに何度も取引し、利益を出していくFXの取引手法のことです。

特徴として、数秒から数分の間で売買を繰り返します。

スキャルピングは、一回の取引で得られる利益が小さく、スリッページの影響が利益に反映されやすいです。

また、スキャルピングは短時間で売買するため、約定スピードも求められます。

約定力が高いとスリッページが発生しづらく、約定スピードも高くなることから、スキャルピングで取引するトレーダーにとって利益を出しやすくなるでしょう。

利益を得るタイミングを逃さない

約定力が高ければ、利益を得るタイミングを逃しにくくなります。

約定力は、高ければ高いほどトレーダーの希望通りの売買取引を成立させることが可能です。

仮に為替相場が急変してスリッページが発生し、注文通りの価格で約定できなければ、トレーダーは損失を被ることになります。

そのため、FXで利益を出すには注文通りに約定できる約定力の高さが重要になり、約定力が高いほど利益を得やすくなるでしょう。

スリッページが発生する原因は？

XMでは、スリッページが発生しにくいことを解説しましたが、スリッページが発生する確率はゼロにはなりません。

どんなに高い約定力があっても、状況によってはスリッページが発生し、損失を被る可能性があります。

具体的には、以下のような状況でスリッページが発生します。

スリッページの発生を未然に防ぐため、リスクを把握しておくことが大切です。

損害が出る可能性のある状況を一つずつ解説していきます。

回線の遅延

約定力が高くても、回線やFX業者のサーバーに遅延が発生した場合、スリッページが発生します。

XMは回線の遅延を避けるためにサーバー強化に力を入れているため、サーバーが原因の遅延は滅多に発生しません。

ただ、自然災害などの突発的に発生する事故により、回線速度が低下する可能性もゼロではないでしょう。

XM側になにか不調が発生した場合は、XMからの通知を待つようにしてください。

トレーダーの回線環境が原因で遅延が発生することもあります。

回線の遅延でスリッページが発生すると、意図していない損失を被ることもあるため十分に注意が必要です。

為替レートの急激な変動

約定力が高くても、為替レートが急激に変動した場合、スリッページが発生します。

為替レートが急激に変動すると、売りもしくは買いのどちらかに注文が集中するため、取引が成立しにくくなります。

そのため、約定に時間がかかってしまい、注文価格と約定価格に差が生まれやすくなるでしょう。

また、注文が集まったときにはサーバーへの負荷が増えるため、サーバーの処理遅れが発生する可能性もあります。

処理が遅れると約定までに時間が開くため、スリッページが発生しやすい状況になるでしょう。

為替レートが急激に変動しやすいタイミングは、以下の通りです。

自然災害や影響力の強い人物による発言は、事前に予期できるものではありません。

ただ、重要な経済指標は発表される日時が公開されているため、発表日を避けて取引することでリスクを減らせます。

経済指標の発表で必ず為替レートの急激な変動が起こるわけではありませんが、高確率で大きな変動があるため、取引を避けるようにしましょう。

取引が少なすぎる

取引数が少なく、市場に流動性がない場合も、約定力にかかわらずスリッページが発生します。

日本で取引数が少なくなる時間帯は、朝の5時から7時の間です。

朝の5時から7時は市場に参加しているトレーダーが少なく、売買が成立しにくくなり、約定まで時間がかかりやすくなります。

この時間帯に取引数が少ない理由は、日本時間の5時にニューヨーク市場が閉まり、7時にオセアニア市場が開くからです。

FXの取引数は、ニューヨーク市場が開く日本時間の深夜に取引数が多くなり、ニューヨーク市場が閉まる早朝に取引量が少なくなります。

そして、オセアニア市場が開く時間に向けて取引数は徐々に増加します。

取引数が少ないときはスリページが発生しやすく、スプレッドも広がりやすくなっているため、FX取引で損失が発生しやすくなるでしょう。

朝の5時から7時の間に取引するのは避けることで、無駄な損失を被るリスクを回避できます。

XMではスリッページ許容範囲の設定ができない

スリッページは、許容範囲を設定することで被害を少なくできますが、XMではスリッページの許容範囲の設定ができないため、注意が必要です。

多くの国内FXでは、スリッページの許容範囲を設定できます。

事前に設定しておくことで、設定幅を超えるスリッページが発生したときに、取引をキャンセルすることが可能です。

一方、XMではスリッページの許容範囲を設定できないため、大きなスリッページが発生しても損失を許容しなければいけません。

XMで取引するときは、状況によってはスリッページが起こり、大きな損失が出る可能性があることを覚えておいてください。

ただ、この記事で解説した通りXMの約定力は業界内でも非常に高いです。

スリッページは滅多に起こらないため、総合的に判断すればFX業界の中でも安全性が高い業者と言えるでしょう。

まとめ

XMは、業界内でもトップレベルの約定力があるFX業者です。

約定率は99.98パーセントで、約定スピードも99.35パーセントとなっています。

XMの約定力が高い理由は、NDD方式とマリー取引を採用しているため、約定拒否やスリッページが発生しにくくなっているからです。

約定力が高いことで、トレーダーは損失を最小限に抑えられる、利益確定のタイミングを逃さない、スキャルピングしやすいなどのメリットを得られます。

ただ、いくら約定力が高くても、スリッページをゼロにはできません。

回線やサーバーに問題が発生したとき、為替レートが急変したとき、取引数が減少しているときは、スリッページが起こりやすいため、取引を避けることをおすすめします。