

日本ではマイナーな印象が強いVirtueForex(ヴァーチュフォレックス)ですが、日本のサッカーチームのスポンサーに付くなど独自の事業を展開しています。
VirtueForexを利用するためには、まずは口座を開設しなければなりません。
海外FX業者の口座開設と言えば、若干面倒な印象があるのは事実です。
では、VirtueForexではどのように口座開設できるのでしょうか。
この記事では、VirtueForexの口座開設方法について詳しく解説します。
・VirtueForexの口座開設方法
・VirtueForexの口座開設に必要な書類
・VirtueForexの口座タイプ
・VirtueForexで口座開設するメリット
VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)の口座開設方法
VirtueForexでは、日本語ホームページが用意されており、基本的にはホームページ上から口座開設をおこなえます。
具体的には、以下のステップで口座開設が可能です。
1.VirtueForexの公式ページにアクセスする
2.口座開設フォームに必要事項を入力する
3.取引口座ログイン情報を確認する
4.取引プラットフォームをインストールする
5.必要書類をアップロードする
各ステップについて、詳しく見ていきましょう。
1.VirtueForexの公式ページにアクセスする
先に紹介したとおり、VirtueForexでは公式ホームページから口座開設手続きをおこなえます。
まず、VirtueForexの公式ホームページにアクセスしてください。
そして、VirtueForexのサービス内容をよく確認した上で、ページ右上の「ライブ口座を開設」をクリックします。
2.口座開設フォームに必要事項を入力する
「ライブ口座を開設」をクリックすると、次のようなお客様情報入力フォームが表示されます。
各フォームに、以下の情報を入力してください。
・メールアドレス:登録するメールアドレスを入力する
・希望パスワード(半角英数):会員ページログイン用のパスワードを設定する
・名前(英数):ローマ字で氏名を入力する
・電話番号:連絡先となる電話番号を入力する(携帯電話でも可)
・取引プラットフォーム:MT4を選択
・希望口座種別:スタンダード口座またはスーパーボーナス口座のどちらかを選択する
・希望口座通貨:日本円または米ドルから希望するものを選択(特にこだわりがなければ日本円を選択する)
・レバレッジ:希望するレバレッジを選択する
なお、氏名入力時はクレジットカード名義や銀行口座名義と一致させる必要があります。
もし、アンマッチであると入金時にトラブルが発生するため、注意してください。
最後に、以下の項目について同意可否を判断してください。
・当社が提供する取引サービスが外国為替信用取引が基づく相対取引であることを理解し、他社とレートが異なる場合があることも理解していますか?
・FX取引は、元本が保証されたものではなく、対象とする通貨の価格変動や、スワップポイント等により損失が生ずるおそれがあることをご理解いただきましたか?
・当社のFX取引では、お客さまの損失拡大を防ぐために、当社が定める一定基準以上の評価損失が発生すると、ロスカット(強制決済)となり、すべてのポジションが決済されることをご理解いただきましたか?
・システム障害などによりお客様の意図した取引ができない可能性があることをご理解いただきましたか?
・取引条件(Terms and Conditions)とプライバシーポリシー(PrivacyPolicy)をご覧になり、その内容に同意していただけましたか?
同意する場合は、Yesにチェックを入れて、「入力内容の確認画面へ」をクリックしてください。
そして、次の画面で入力内容を再度確認して、「登録する」をクリックします。
3.取引口座ログイン情報を確認する
VirtueForexの口座開設フォームに必要事項を入力して送信した後、登録したメールアドレス宛に、「【口座開設完了通知】ヴァーチュフォレックス – Open Live Account Complete!!」の件名でメールが配信されます。
本メールには、利用するプラットフォームとなるMT4のログイン情報として、以下が通知されます。
・Account Number(口座番号、ログインID)
・Master Password(パスワード)
・Server(接続先サーバー)
ログイン時に必要となる情報ですので、なくさずに保管してください。
4.取引プラットフォームをインストールする
口座開設通知メールには、ログイン情報だけでなくMT4ダウンロードリンクが付いています。
VirtueForex MetaTrader4は、以下のデバイスに対応しています。
・Windows PC
・iOS
・Android
インストールしたいデバイスからメールのリンクをクリックして、ダウンロードをおこないます。
そして、インストール処理したあとに、MT4を立ち上げて接続先サーバーを選択した上で口座番号、ログインID、パスワードを入力してログインします。
VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)の口座開設時に必要な書類とは?
VirtueForexでは、口座開設する上で必要となる書類があります。
ここでは、どのような書類が必要になるのかについて解説します。
個人名義口座の場合
個人名義口座の場合、口座開設するだけであれば特に書類の提出は必要ありません。
ただし、出金したい場合には本人確認書類と住所証明書類の提出が必要です。
本人確認書類としては、以下の書類のうち1点が必要となります。
・パスポート
・運転免許証
・住基カード
・写真付きマイナンバーカード
・在留カード
また、住所証明書類として以下の書類のうち1点が必要となります。
・住民票(6ヶ月以内の発行)
・公共料金明細書(6ヶ月以内の発行)
・銀行またはカード会社の請求書類(6ヶ月以内の発行)
・その他公的機関からの書類(6ヶ月以内の発行)
・健康保険証(有効期限内:市区町村役場が発行する国民健康保険証に限る)
・運転免許証(有効期限内、ただし別の本人確認書類が必要)
・写真付マイナンバーカード(有効期限内、ただし別の本人確認書類が必要)
なお、大前提として本人確認書類と住所証明書類は別のものでなければなりません。
また、書類の四隅が写っている必要があります。
個人事業主の場合
VirtueForexでは、個人事業主専用の口座は用意されていません。
もし、個人事業主がVirtueForexを利用したい場合、個人名義口座を開設してください。
法人口座の場合
VirtueForexでは、法人口座が提供されており、法人として登録してトレードを楽しめます。
法人口座を開設する際には、専用の登録フォームから申請して、許可された法人のみ本登録に移行できます。
申し込み時には、法人設立登録証明書が必要となるため、事前に準備してください。
必要書類の提出期限
VirtueForexでは、必要書類の提出期限は特に設けられていません。
ただし、必要書類を提出しないと出金処理できません。
もしトレードで大きな利益が出て、出金したくても必要書類を提出して承認されなければ出金できないため、注意してください。
必要書類の提出方法
必要書類を提出する場合、まずは口座開設手続きを済ませます。
そして、VirtueForex会員ページにアクセスして、画面右上の「ログイン」ボタンをクリックしてください。
ログイン画面が表示されたら、メールアドレスとパスワードを入力して、「ログイン」をクリックします。
会員ページにログインしたら、上部メニューから「お客様登録情報」を選択して、「書類アップロード」をクリックしてください。
書類アップロード画面を開いたら、はじめに身分証明書類をアップロードします。
「身分証明書」の項目で「ファイルを選択」をクリックして、事前に準備した本人確認書類の画像ファイルを選択します。
続けて、住所証明書類をアップロードしなければなりません。
「住所証明書類」の項目で「ファイルを選択」をクリックし、事前に準備した住所証明書類の画像ファイルを選択します。
全ての画像を選択したら、「アップロード」をクリックすれば書類の提出は完了です。
その後、VirtueForex側で書類の確認がおこなわれ、完了したら出金処理できるようになります。
VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)の口座タイプは?
VirtueForexでは、以下2つの口座が用意されています。
・スタンダード口座
・スーパーボーナス口座
各口座では、取引条件が微妙に異なるために、自分に合った口座を作成する必要があります。
また、VirtueForexでは最大5つの口座を開設できますが、基本的には口座作成時に口座種類を選択して、それ以降は口座種類の変更はできません。
ここでは、各口座の特徴について解説します。
スタンダード口座
VirtueForexのスタンダード口座とは、その名の通り一般的なスペックを誇る口座です。
主な口座の概要は、以下のとおりです。
口座通貨 | 米ドル/日本円 |
最低注文ロット | 0.01ロット |
最大入金金額 | 100ドル |
最大レバレッジ | 500倍 |
主要通貨のスプレッド | 1.6pips |
取引手数料 | 無料 |
チケット単位のロット制限 | 1,000ロット |
最大保有ポジション | 200ポジション |
ボーナスの有無 | なし |
スーパーボーナスとの大きな違いとしては、ボーナスの有無とスプレッド幅の違いがあります。
スタンダード口座らしく、癖がなく使いやすい特徴があります。
また、MetaTrader 4が利用できるため、トレードしながらチャート分析なども容易におこなえます。
ほかの海外FX業者のように、ゼロスプレッド口座などは用意されていないため、基本的にはスタンダード口座の開設をおすすめします。
スーパーボーナス口座
スーパーボーナス口座とは、海外FX業者の醍醐味であるボーナスが利用できる口座です。
口座通貨 | 米ドル/日本円 |
最低注文ロット | 0.01ロット |
最大入金金額 | 100ドル |
最大レバレッジ | 777倍 |
主要通貨のスプレッド | 1.2pips |
取引手数料 | 無料 |
チケット単位のロット制限 | 50ロット |
最大保有ポジション | 200ポジション |
ボーナスの有無 | あり |
また、レバレッジが最大777倍でトレードでき、スプレッド幅も主要通貨で1.2pipsからとお得感があります。
ただし、主要通貨で1.2pipsというのは公称値であり、実際にはスタンダード口座と同じもしくはスプレッドが広い場合が多い点には注意が必要です。
またレバレッジについては、口座残高によって以下の制限がかかります。
レベル | 残高(ボーナス額含む) | 最大レバレッジ |
---|---|---|
レベル1 | 0〜30,000ドル | 777倍 |
レベル2 | 30,000〜100,000ドル | 300倍 |
レベル3 | 100,000ドルを超える | 200倍 |
30,000ドルまでは777倍でトレードできる反面、100,000ドルを超えると200倍にまで低下してしまいます。
VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)で口座開設する3つのメリット
VirtueForexで口座開設してトレードすると、主に以下3つのメリットがあります。
1.完全NDD方式によりトレードの透明性は高い
2.約定力が高い
3.LINEを使ったサポートを受けられる
各メリットについて、詳しく解説します。
1.完全NDD方式によりトレードの透明性は高い
VirtueForexでは、完全NDD方式を取り入れいるのが特徴です。
No dealing desk(ノーディーリングデスク)の略称であり、為替ディーラーを設置していないFX業者のことをさします。
NDD方式のFX業者では、基本的に顧客の注文をカバー先となる銀行やLPに直接接続するのが一般的です。
ディーリングデスクを設置していないことで、システムで顧客の注文を最適なレートを提示しているカバー先と接続でき、レートの透明性や信憑性が担保されます。
要するに、トレードにFX業者が関与しない方式のため、注文が業者側に有利に働くことがなく、利益相反の関係とはなりません。
いわゆる、レートずらしやストップ狩りなど、故意に損失を発生させるリスクがないため、クリーンな環境でトレードできます。
VirtueForexでは、提携リクイディティプロバイダーを公開しており、以下の有名な企業を利用しています。
・BARCLAYS
・BNP PARIBAS
・citibank
・野村證券
日本企業も参画しており、一定の安全性があると言っても良いでしょう。
2.約定力が高い
特にスキャルピングトレードを楽しみたいトレーダーにとって、約定率はとても重要な指標です。
VirtueForexでは、多方面から各賞を受賞していますが、多くが約定率の高さを評価しているのです。
クリックすると即座に約定するスピーディーさで、トレードが活発化する時間でも問題なく約定できます。
マイナーであるためトレーダー数が少ない点もあり、約定率が圧倒的に早いという可能性があります。
3.LINEを使ったサポートを受けられる
VirtueForexがほかの海外FX業者と違う点として、LINEでサポートを受けられる点が挙げられます。
通常、電話やメール、チャットでのサポートが一般的ですが、LINEでも平日24時間いつでもサポートを受けられます。
返信も、概ね24時間以内に帰ってくるスピーディーな対応も魅力的です。
まとめ
VirtueForexでは、口座種類は決して多い業者ではありません。
また、スプレッド幅が広いなどの弱点がありますが、LINEでサポートを受けられるなど小回りの利くサービスが魅力的です。
また、スプレッド制限も厳しくないため、ハイレバトレードしたいトレーダーにもおすすめです。