

海外FX業者でトレードしたい場合、はじめに口座開設しなければなりません。
口座開設は基本的にインターネット上で完結しますが、各種資料の提出が必要になる場合が大半です。
よって、少し手間がかかるのが事実ですが、Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)ではどのようなステップで口座開設できるのでしょうか。
この記事では、Vantage FXの口座開設方法から、口座の特徴まで詳しく解説します。
・Vantage FXで提供されている口座の種類
・Vantage FXで口座開設する方法
・Vantage FXで口座開設する際に必要となる書類
・Vantage FXで口座開設するメリット
Vantage FXの口座開設方法
Vantage FXで口座開設したい場合、以下のステップを踏む必要があります。
1.Vantage FXのホームページにアクセスする
2.ライブ口座開設フォームへ必要事項を入力
3.会員ページへのログイン情報をメールで受信する
4.会員エリアで個人情報を入力する
5.口座開設審査を受ける
各ステップについて、詳しく解説します。
1.Vantage FXのホームページにアクセスする
Vantage FXでは、他の海外FX業者と同様に公式ホームページにアクセスして口座開設可能です。
はじめに、Vantage FXの公式ホームページにアクセスしてください。
出典:Vantage FX
なお、Vantage FXでは日本人向けサイトとグローバルサイトでアドレスが異なります。
間違えないように、日本語向けサイトにアクセスしてください。
そして、ホームページに記載されているVantage FXの特徴などをしっかりと確認して、口座開設すべきか否かをしっかりと判断しましょう。
口座開設しても問題ないと判断した場合、ページ右上の「ライブ口座」をクリックします。
なお、デモ口座を利用してお試ししたい場合は「デモ口座」をクリックしでデモ口座を開設してください。
2.ライブ口座開設フォームへ必要事項を入力
「ライブ口座」をクリックすると、個人情報の入力フォームが表示されます。
出典:Vantage FX
入力フォームには、以下の情報を入力します。
・名(ローマ字):ローマ字で名前を入力する
・姓(ローマ字):ローマ字で名字を入力する
・居住国:「Japan」を選択する(デフォルトで選択されている)
・電話番号:電話番号を入力する(携帯電話番号も使用可、国番号は81のままとする)
・Email:使用するメールアドレスを入力する
・口座の種類:個人口座もしくは法人口座から選択する
すべての情報を入力したら、入力間違いがないことを確認して「ライブ口座を開設する」をクリックしてください。
3.会員ページへのログイン情報をメールで受信する
「ライブ口座を開設する」をクリックすると、続けて本登録用の入力フォームが表示されます。
また、登録したメールアドレス宛にメールが配信されます。
ログイン情報とは、メールアドレスと数字を羅列したパスワードとなり、パスワードはログイン後に変更可能です。
4.会員エリアで個人情報を入力する
表示されている個人情報の入力フォームに、以下の内容を入力します。
・称号:男女ともに「様」を選択する
・名:すでに入力した内容が表示されるので間違いないかを確認する
・姓:すでに入力した内容が表示されるので間違いないかを確認する
・Eメール:すでに入力した内容が表示されるので間違いないかを確認する
・生年月日:誕生日から順に誕生年を入力する(例:05/09/1981)
・ID種類:国民IDカード、パスポート、運転免許証から任意のものを選択し、番号を隣のID番号に入力する
・ミドルネーム:ミドルネームがある場合は入力する
・国籍:国別リストから選択する
・電話番号:すでに入力した内容が表示されるので間違いないかを確認する
・出生地:出生地リストから選択する
もし、誰かに紹介されて登録した場合、「誰かに紹介されましたか?(オプション)」にチェックを入れます。
そして、「次」をクリックしてください。
次の画面では、現住所の情報として以下を入力します。
・主な居住国:居住国を入力する
・住所:市区町村以下の住所を入力する
・市/郊外:市区町村を入力する
・都道府県:都道府県を入力する
・郵便番号:郵便番号をハイフン抜きで入力する
・米国籍居住者ですか?:米国に納税義務がなければ「いいえ」をチェックする
なお、住所は日本語で入力可能です。
すべての項目を入力したら、「次」をクリックします。
次に、投資家番号情報として以下のアンケートに回答します。
・雇用状況:自分の雇用状況を選択する
・推定年収:年収を米ドル換算した額を選択する
・推定貯蓄投資:投資額を選択する
・推定予定預金:貯蓄額を選択する
・資金源:投資資金の性質を選択する
・1週間あたりの取引数:主なトレード実績を選択する
・1週間あたりの取引量:主なトレード実績を選択する
なお、あまりに資金が少なかったり雇用されてなかったりする場合、審査で不利になる可能性があります。
すべて入力したら、「次」をクリックしてください。
次のステップでは、取引口座の詳細を選択する画面となります。
Vantage FXでは、スタンダードSTP口座とRAW ECN口座、PRO ECN口座の3種類から選択可能です。
また、MT4かMT5から取引プラットフォームを選べるので、希望する方法を事前に決定しておいてください。
その上で、以下の情報を選択します。
・取引プラットフォーム:MT4かMT5を選択する
・アカウントの種類を選択:STANDARDかRAW口座かを選択する
・アカウント通貨を選択:口座の基本通貨を選択、基本はJPYを選択する
すべて選択したら、「次」をクリックします。
そして、最後に本人確認画面に移行しますが、詳細は後述します。
5.口座開設審査を受ける
本人確認書類の提出まで完了したら、口座開設審査を受ける必要があります。
クレジットカードなどのように厳しい審査があるわけではなく、基本的には本人確認が主な目的です。
よって、本人確認書類と提供した個人情報が正しいのかを確認されます。
また、あまりに資金が少なかったり収入が少ない場合、審査落ちする可能性はあります。
審査は1営業日程度で完了して、無事審査を通過したらメールにてMT4/MT5口座へのログイン情報が通知されてすべての手続きが完了です。
もし、本人確認書類に不備がある場合もメッセージが送信されるので、指示に従って再度申請してください。
Vantage FXの口座開設時に必要な書類とは?
Vantage FXで口座開設する場合、本人確認書類の提出が要求されます。
個人口座と法人口座で提出しなければならない書類が異なり、しっかり準備した上で口座開設手続きしなければなりません。
ここでは、Vantage FXの口座開設時に必要な書類や提出方法を紹介します。
個人名義口座の場合
Vantage FXでは、基本的に個人名義で口座開設してトレードするのが一般的です。
個人名義で口座開設する場合、身分証明書と現住所証明書の2つを提供しなければなりません。
身分証明書とは、自分自身の身分を証明する以下の書類を1点提出して、本人確認がおこなわれます。
・パスポート
・運転免許証
・写真付きIDカード(マイナンバーカードなど)
なお、基本情報で入力した情報と一致する身分証明書の提出が必要です。
また、パスポートは顔写真ページを使用し、住所変更している場合は裏面の最新住所も送付しなければなりません。
次に、居住証明書とは現住所として入力した住所に本当に住んでいるのかを示す書類のことです。
具体的には、以下の書類の中から1点を送付する必要があります。
・住民票
・公共料金の請求書
・銀行の利用明細書
なお、クレジットカードの利用明細書も居住証明書として有効です。
居住証明書は、3か月以内に発行された証明書のみが有効であり、基本的に最新版を提供してください。
個人事業主の場合
Vantage FXでは、個人事業主向けの口座は提供していません。
よって、個人事業主がVantage FXの口座開設したい場合、個人口座を開設してください。
法人口座の場合
Vantage FXでは、法人格の企業などが口座開設してトレードできます。
法人口座を開設したい場合、個人口座と違ってより多くの書類を提出しなければなりません。
法人口座を開設する場合に必要な書類は、以下が該当します。
・会社の登記簿謄本
・(定款に記載のない場合)役員・取締役全員の登記を示された書類
・(定款に記載のない場合)株主全員の登記を示された書類
・代表者、又25%以上の株主保有者の必要書類
・写真つき本人確認書類(運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード、個人番号カードの期限が切れていないもの)
・住所証明書類 –3ヶ月以内に発行された、住所の記載されている書類。
・銀行明細書・カードご利用代金明細書・住民票・戸籍抄本/謄本・公共料金の明細書 (電気・水道・固定電話・ガス等など)
具体的にどの書類を提出を求められるかについては、口座開設時に確認する必要があります。
必要書類の提出期限
Vantage FXでは、基本的に必要書類の提出期限は設けられていません。
ただし、提出書類を提出しないと口座開設ボーナスを受け取れません。
特に理由がない限り、早急に必要書類を提出して本登録を完了させましょう。
必要書類の提出方法
Vantage FXでは、本登録の最後のステップとして必要書類の提出が要求されます。
事前に、先に紹介した必要書類をスマートフォンなどで撮影しておきましょう。
なお、撮影時にはファイル容量8MB以下で、ファイル形式JPG/PNG/PDFの画像として保存してください。
アップロード画面では、それぞれの書類を「アップロードする」ボタンをクリックしてアップロードします。
アップロードが完了したら、「次」をタップしてください。
なお、確認書類は電子メールで送信することも可能です。
Vantage FXの口座タイプは?
Vantage FXで有利にトレードしたい場合、どの口座を開設するのかを決定する必要があります。
Vantage FXで提供されている口座タイプは、以下の3つです。
・スタンダードSTP口座
・RAW ECN口座
・PRO ECN口座
各口座の概要や特徴をまとめると、以下のようになります。
スタンダードSTP口座 | RAW ECN口座 | PRO ECN口座 | |
---|---|---|---|
プラットホーム | MetaTrader 4 MetaTrader 5 |
MetaTrader 4 MetaTrader 5 |
MetaTrader 4 MetaTrader 5 |
取扱商品 | 44通貨ペア 16指数 19商品 226株のCFD |
44通貨ペア 16指数 19商品 226株のCFD |
44通貨ペア 16指数 19商品 226株のCFD |
プラットフォームの種類 | PCおよびMac用MT4 / MT5 WebTrader モバイルアプリ |
PCおよびMac用MT4 / MT5 WebTrader モバイルアプリ |
PCおよびMac用MT4 / MT5 WebTrader モバイルアプリ |
最低入金額 | 200ドル | 500ドル | 10,000ドル |
最小取引サイズ | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
レバレッジ | 最大1000:1 | 最大1000:1 | 最大1000:1 |
スプレッド | 1.0ピップスから | 0.0ピップスから | 0.0ピップスから |
手数料 | 0ドル | 1ロット3ドルから(片道) | 1ロット1.5ドルから(片道) |
Conversion of promotional credit into cash | No | No | No |
アカウントの基本通貨 | $ AUD $ USD £ GBP € EUR $ SGD $ CAD $ NZD ¥ JPY $ HKD |
$ AUD $ USD £ GBP € EUR $ SGD $ CAD $ NZD ¥ JPY $ HKD |
$ AUD $ USD £ GBP € EUR $ SGD $ CAD $ NZD ¥ JPY $ HKD |
基本的には、スタンダードSTP口座は手数料がかからない代わりにスプレッドが広め、RAW ECN口座とPRO ECN口座は手数料がかかるもののスプレッド幅が狭い特徴があります。
各口座の詳細なスペックについて、解説します。
スタンダードSTP口座
スタンダードSTP口座は、他の海外FX業者におけるスタンダード口座に該当する口座種類です。
最低200ドルからの入金でトレードでき、少額投資したい方に向いています。
また、取引における高い透明性を確保している点が魅力的です。
具体的にはスタンダードSTP口座でのトレードでは、Vantage oneZero MT4 Bridgeにリンクされているリクィディティプロバイダーとの間で実行されます。
Vantage FXのディーラーが介入しないため、高い透明性が保証されているので公平なトレードを楽しめます。
また、Equinix社製の光ファイバーネットワークにより、トレードの光速化を実現しており確実にトレードできる点も魅力的です。
RAW ECN口座
Vantage FXのRAW ECN口座では、業界最狭スプレッドを実現しつつ、標準ロットは片道わずか3ドルの手数料でトレードできます。
少額でスキャルピングなどのトレード回数が多いトレーダーには向きませんが、例えば大きな金額をスキャルピングしたい場合に最適です。
また、高速の取引速度による高い約定力や狭いスプレッドと低い手数料による最低水準の取引コストでトレード可能です、
そして、他の口座同様に最大1000倍のレバレッジによりハイレバトレードを楽しめます。
RAW ECN口座はoneZeroのMT4ブリッジによって、更に使いやすく快適な取引口座に進化しています。
これにより、最高クラスの流動性の高さで、最速かつ最も安定したトレードが可能です。
PRO ECN口座
Vantage FXのPRO ECN口座では、RAW ECN口座をさらに進化して使いやすくなっている口座です。
最低入金額が10,000ドルと高額であり、なかなか利用しにくい印象がありますが、それ以上に多くのメリットがあります。
最小0PIPSのスプレッドで、手数料片道1.5ドルでトレードできるのでお得感があります。
大量にトレードするプロのトレーダーやマネーマネージャーにとって、最適な口座としておすすめです。
その他スペックについては、他の口座同様に公平でスピーディーなトレードがおこなえます。
Vantage FXで口座開設する9つのメリット
Vantage FXで口座開設すると、以下のようなメリットがあります。
1.最大1,000倍のレバレッジでトレード可能
2.スキャルピングや自動売買に対応している
3.仮想通貨CFDや株式CFDが豊富
4.学習コンテンツがある
5.ゼロカットシステムを採用している
6.取引コストが低額
7.取引プラットフォームが充実
8.スワップポイントが優遇
9.スキャルピングや自動売買が可能
各メリットについて、詳しく解説します。
1.最大1,000倍のレバレッジでトレード可能
Vantage FXでは、最大1,000倍のレバレッジでトレードできます。
海外FXの魅力である、ハイレバトレードを実践できる点が魅力的です。
また、通貨ペア以外でも以下のレバレッジでトレードできます。
銘柄 | レバレッジ |
---|---|
通貨ペア | 最大 1,000倍 |
貴金属 | 銘柄によって固定 20〜1,000倍 |
エネルギー | 銘柄によって固定 33〜50倍 |
商品 | 固定 1,000倍 |
株式 | 固定 20倍 |
株価指数 | 固定 1,000倍 |
仮想通貨 | 固定 200倍 |
レバレッジについては、新規口座開設時や追加口座開設時には500倍にデフォルト設定されていますが、マイページから100〜1,000倍の範囲でいつでも変更可能です。
ただし、1,000倍でトレードするためには以下の条件を満たす必要があります。
・プロモーションに関連したボーナスは適用不可能
・申請時点の口座資金が5,000ドル相当額以上必要となる
・口座資金が10,000ドル相当額以上になると500倍に制限がかかる
・レバレッジ固定の銘柄には適用不可能
以上のように、レバレッジ制限がかかるものの魅力的な内容であることに変わりはありません。
2.スキャルピングや自動売買に対応している
Vantage FXでは、より自由にトレードできるようにスキャルピングや自動売買に対応しています。
スキャルピングとは、超短期間にトレードを繰り返す手法であり、サーバーへの負荷が高いことから業者によっては禁止されている場合があります。
Vantage FXでは、強力なサーバーを採用しており、スキャルピングも公式的に認めている状況です。
自動売買については、EAを用いてMT4により運用可能です。
自動売買をうまく使いこなせば、自分でトレードすることなく常に利益を得られるチャンスがあるのでおすすめです。
3.暗号資産CFDや株式CFDが豊富
為替通貨トレード以上に注目されているのが、暗号資産トレードです。
有名人も暗号資産トレードを実践していることを表明するなど、注目されている存在となります。
最近では、暗号資産銘柄を取り扱う海外FX業者が増えており、Vantage FXでも例に漏れず43種類の銘柄をトレード可能です。
また、株式CFDもAppleなどのメジャーな銘柄を取り扱っています。
4.学習コンテンツがある
FX初心者の場合、どのようなスタンスでトレードすれば良いのか悩むものです。
そこで、FXトレードの基礎を学べるコンテンツがあると便利です。
Vantage FXでは、FXトレード初心者に向けて各種学習コンテンツが提供されています。
残念ながら英語表記ですが、日本語訳すればチャートの見方などを詳しく学べるので便利です。
5.ゼロカットシステムを採用している
ハイレバトレードしたい場合、最も怖いのは資金がマイナスになってしまう点です。
入金した資金がすべて失われるならまだしも、資金がマイナスになると大きな負債を抱えかねません。
そこで、Vantage FXではゼロカットシステムにより口座がマイナスになった場合にゼロにリセットしてくれる機能を採用しています。
自動ゼロカットではなく申請が必要となりますが、リスクを抑えつつハイレバトレードを楽しめます。
6.取引コストが低額
Vantage FXでは、取引コストが低額となっています。
1回の取引で発生するスプレッドと取引手数料をあわせたコストをいいます。
取引手数料が無料となるスタンダードSTP口座のスプレッドは、米ドル/円やユーロ/ドル、ユーロ/円などのメジャー通貨ペアで1.0pipsと低い水準にあります。
RAWECN口座とPROECN口座のメジャー通貨ペアのスプレッド水準は0.1~0.4pips程度と極めて低い水準です。
また、取引手数料も片道3ドル(往復6ドル)のみで、他の海外FX業者と比べても安く抑えられるでしょう。
Vantage FXのスプレッドの特徴は、以下の記事で詳しく解説していますので、スプレッド水準が気になる方は、ぜひご一読ください。
Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)のスプレッド一覧と比較をご紹介!
7.取引プラットフォームが充実
Vantage FXのメリットには、取引プラットフォームが充実している点があげられます。
提供されている取引プラットフォームは、MT4、MT5のほか、独自ツールのPro Traderが使用できます。
【MT4】
多くの海外FX業者で採用されている取引プラットフォームです。
MT4は使い勝手がよいだけでなく、さまざまなインジケーターや自動売買(EA)が使用できる特徴があります。
【MT5】
MT4の後継として開発された取引プラットフォームです。
対応できるインジケーターや自動売買はMT4ほど多くはないものの、年々、対応数が増えています。
【Pro Trader】
Vantage FX独自の裁量取引特化型の取引プラットフォームです。
インジケーターや自動売買(EA)の追加はできず、裁量取引専用として使用します。
MT4以外の取引プラットフォームも使ってみたい場合には、適した環境が整っているVantage FXの利用がおすすめです。
8.スワップポイントが優遇
Vantage FXのスワップポイントは、良心的な水準にあります。
各取引銘柄のスワップポイントの特徴として、全体的にマイナススワップで支払う金額が小さくなっています。
また、プラススワップの銘柄に関しても一定数提供されており、スワップポイント金額も平均以上は受け取れます。
つまり、支払うスワップポイントはおさえられ、受け取るスワップポイントは高めというイメージです。
海外FXでの取引において、スワップポイント狙いの長期トレードを行いたいときなどの利用がおすすめといえるでしょう。
9.スキャルピングや自動売買が可能
Vantage FXの取引では、スキャルピングや自動売買(EA)が可能です。
また、スプレッド水準や取引手数料が低いため、取引回数が増えれば増えるほど、トレーダーにとってはお得な環境となっています。
スキャルピングや自動売買(EA)は、海外FX業者によっては禁止されている業者もあります。
そのため、海外FXでの取引にスキャルピングや自動売買に取り組みたい場合におすすめの海外FX業者といえるでしょう。
Vantage FXで口座開設する4つのデメリット
Vantage FXで口座開設するメリットを紹介しました。
多くのメリットがあるVantage FXですが、取引するうえではデメリットも押さえておく必要があります。
そこで、Vantage FXで口座開設するデメリットを以下の順に紹介していきます。
1.レバレッジ制限を受ける
2.ロスカット率が高い
3.出金に時間を要する可能性がある
4.日本語サポートの質が低い
1つずつ見ていきましょう。
1.レバレッジ制限を受ける
はじめに紹介するデメリットは、レバレッジ制限を受けることです。
Vantage FXでは、1,000倍という高いレバレッジで取引できますが、レバレッジ1,000倍を使用するためには口座資金による制限を受けます。
レバレッジ1,000倍を使用するには、口座資金として5,000ドル(約65万円)以上が必要となるでしょう。
また、上限も決められており、口座資金が10,000ドル(約130万円)を超えるとレバレッジ1,000倍での取引ができなくなります。
少額資金をハイレバレッジ取引によって増やしたい場合には適していないといえます。
Vantage FXのレバレッジに関しては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)のレバレッジ制限とは?レバレッジルールを他社と徹底比較
2.ロスカット水準が高い
Vantage FXのデメリットとして、ロスカット水準の高さがあげられます。
実際にVantage FXで設定されているロスカット水準は、証拠金維持率50%となっています。
一般的な海外FX業者のロスカット水準は、証拠金維持率20%前後に設定されている場合が多い傾向があります。
ロスカット水準が高いと、レバレッジ1,000倍で取引する場合のロスカット執行率が高くなってしまいます。
Vantage FXでの取引を検討している方は、高めのロスカット水準が自分のトレードスタイルに合っているかどうかを必ず把握しておきましょう。
3.出金に時間を要する可能性がある
Vantage FXでは、出金に時間を要する可能性があるため、注意が必要です。
利用可能な出金方法には、クレジットカード/デビットカード、bitwallet、STICPAY、仮想通貨があります。
基本的にいずれの出金方法においても、出金に要する時間は3~5営業日とされていますが、実際は5営業日を越える場合があるようです。
Vantage FXで口座開設する際は、出金が遅くなる可能性を頭の片隅に入れておくようにしましょう。
なお、出金方法のなかで最も出金時間が短い傾向にある出金方法は、bitwalletとなっています。
4.日本語サポートの質が低い
Vantage FXの日本語サポートは、対応の質が低い傾向にあります。
サポートの種類には、電話、メール、チャットがあり、日本語に対応しているのはチャットのみとなります。
チャットの対応時間は平日24時間受付となっているものの、返答が遅く、翻訳ソフトを感じさせる不自然な日本語での対応となるでしょう。
日本人スタッフの在籍数が少ない状況がうかがえ、取引のなかで発生した問題解決は困難といえます。
Vantage FXの口座開設に向いている人
Vantage FXのメリットやデメリットを紹介してきました。
本項では、紹介したメリットやデメリットからVantage FXでの口座開設に向いている人と向いていない人をそれぞれ紹介していきます。
まずは、Vantage FXに向いている人から見ていきましょう。
Vantage FXに向いている人
Vantage FXに向いている人は、以下のとおりです。
・高いレバレッジ環境下で取引したい
・通貨ペア以外の取引銘柄で取引したい
・スキャルピングをメインで取引している
Vantage FXでは、レバレッジ1,000倍での取引が可能なため、海外FXに高いレバレッジを求める人に向いているといえます。
通貨ペア以外のCFD銘柄における取引銘柄数が豊富なことから、通貨ペア以外の取引銘柄を取引したい人も向いているでしょう。
そのほか、取引コストが安いうえにスキャルピングの制限を受けない取引環境は、スキャルピングをメインで取引している人には最適です。
Vantage FXに向いていない人
Vantage FXに向いていない人は、以下のとおりです。
・少額資金を増やしたい
・ボーナスを活用して取引したい
・日本語サポートに質を求めている
Vantage FXに向いていないのは、少額資金を増やしたい人やボーナスを活用して取引したい人です。
Vantage FXの取引でレバレッジ1,000倍を使用するためには、5,000ドル(約65万円)以上の口座資金が必要となります。
また、最低入金額は200ドル(約2万6千円)となっている状況からも、少額資金をハイレバレッジで増やす環境とはいえません。
ボーナスに関しては、利益の出金に制限を受けたり、ボーナス額が少ない傾向にあるため、海外FXでの取引にボーナスを活用したい場合は利用を控えましょう。
なお、取引時のトラブル解消に質の高い日本語サポートを利用したい場合、利用を避けた方がよいといえます。
Vantage FXでよくある質問
ここまで、Vantage FXの口座開設方法や取引の特徴などを紹介してきましたが、Vantage FXの特徴が理解できたことで、利用を検討している方もいるのではないでしょうか。
そこで本項では、Vantage FXでよくある質問を以下の順に紹介していきます。
・デモ口座の開設は可能ですか?
・Vantage FXに口座開設ボーナスはありますか?
・入金方法を教えてください
・出金方法を教えてください
・Vantage FXで両建ては可能ですか?
・Vantage FXの取引時間を教えてください
1つずつ見ていきましょう。
デモ口座の開設は可能ですか?
Vantage FXでは、デモ口座の開設が可能です。
デモ口座で開設できる口座数は、5口座となっており、有効期限は30日です。
なお、デモ口座で選択できる口座タイプは、スタンダード口座STP口座とRAWECN口座の2つとなります。
Vantage FXのデモ口座の開設方法は、以下のとおりです。
1.公式サイトにアクセス
公式サイトの「取引開始」のなかから、「デモ口座を開設」をクリックしましょう。
2.必要情報の入力
デモ口座の開設をクリックしたら、簡単な必要情報(氏名、居住国、電話番号、メールアドレス)を入力していきます。
3.取引条件の設定
必要情報の入力が済んだ後は、取引条件(取引プラットフォーム、口座タイプ、通貨、レバレッジ、資金)を設定し、「NEXT」をクリックします。
4.開設完了
取引条件の設定が終わり、メールでログイン情報を受け取ったらデモ口座の開設は完了です。
デモ口座の開設に要する時間は約3分程度です。
Vantage FXのデモ口座は資金の追加ができないため、デモトレードで資金がなくなった場合、新たなデモ口座の開設が必要になるでしょう。
Vantage FXに口座開設ボーナスはありますか?
Vantage FXでは、口座開設ボーナスが開催されています。
受け取れるボーナス金額は10,000円となっており、ボーナスの受け取りに入金の必要はありません。
また、口座開設ボーナスにクッション機能がついており、ボーナスを使って獲得した利益の出金に対応しています。
ただし、利益の出金額の上限は10,000円となっているため注意が必要です。
自己資金を使わずにVantage FXでの取引を試したい場合におすすめのボーナスといえるでしょう。
Vantage FXのボーナスに関しては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)のボーナスの種類・特徴・受け取り方まとめ
入金方法を教えてください
Vantage FXで利用できる入金方法には、海外送金、クレジットカード/デビットカード、bitwallet、STICPAY、仮想通貨があります。
各入金方法の簡単な特徴は、以下のとおりです。
【各入金方法の特徴】
入金方法 |
入金手数料 |
反映時間 |
最低入金額 |
---|---|---|---|
海外送金 |
無料 |
2~5営業日程度 |
200ドル(初回) |
クレジットカード デビットカード |
無料 |
即時 |
200ドル(初回) |
bitwallet |
無料 |
1営業日程度 |
200ドル(初回) |
STICPAY |
無料 |
即時 |
200ドル(初回) |
仮想通貨 |
無料 |
即時 |
200ドル(初回) |
なお、クレジットカード/デビットカードでは、VISA、Mastercard、JCB、すべてのカードブランドに対応しています。
Vantage FXの入金に関して詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)の入金手段・方法を徹底解説!手数料や反映時間も紹介
出金方法を教えてください
Vantage FXの出金方法には、クレジットカード/デビットカード、bitwallet、STICPAY、仮想通貨があります。
Vantage FXの各出金方法の特徴は、以下のとおりです。
【各出金方法の特徴】
出金方法 |
出金手数料 |
着金時間 |
最低出金額 |
---|---|---|---|
海外送金 |
無料 |
3~5営業日程度 |
30ドル |
クレジットカード デビットカード |
無料 |
3~5営業日程度 |
30ドル |
bitwallet |
無料 |
3~5営業日程度 |
30ドル |
STICPAY |
無料 |
3~5営業日程度 |
30ドル |
仮想通貨 |
無料 |
3~5営業日程度 |
30ドル |
いずれの出金方法においても出金手数料は無料で、最低出金額は30ドルとなっています。
Vantage FXの出金では保有している口座のなかにマイナス残高の口座がある場合、及びポジション保有中は出金リクエストができないため、注意が必要です。
また、クレジットカード/デビットカードには出金上限があり、入金額と同額までしか出金できません。
Vantage FXで両建ては可能ですか?
Vantage FXでは、同一口座内における両建てのみ可能です。
その他の両建て(複数口座を使う両建て、複数業者間での両建て、複数人で行う両建て)は禁止されており、見つかった場合、ペナルティの対象となるでしょう。
Vantage FXの両建てに関しては、以下の記事で詳しく解説していますので、両建てでペナルティを受けたくない方はぜひ参考にしてみてください。
Vantage FX(ヴァンテージエフエックス)は両建て禁止?両建て取引のルールや手法を紹介!
Vantage FXの取引時間を教えてください
Vantage FXの取引時間は、以下のとおりです。
【Vantage FXの取引時間】
取引時間 |
|
---|---|
夏時間 |
月曜日午前6時00分~土曜日午前6時00分 |
冬時間 |
月曜日午前7時00分~土曜日午前7時00分 |
なお、紹介している取引時間は、いずれも日本時間となります。
まとめ
Vantage FXは、比較的簡単な手順で口座開設できます。
取引プラットフォームの種類が多く、取引スタイルに応じた口座タイプの選定が可能となります。
口座スペックがそこそこ高いなど、魅力的なサービスが多いといえます。
取引コストが低い特徴もあるため、スキャルピングや自動売買を取り入れる場合、有利な取引ができるでしょう。
Vantage FXのメリットを活かして、大きな利益を狙いたいものです。