

GEMFOREXは、日本人にとって利用しやすいサービスとして有名です。
完全日本語サポートにより、安全できて気軽に相談できる点が魅力的です。
そのGEMFOREXでは、より有利に取引するためにスプレッドがどの程度に設定されているのが気になります。
では、GEMFOREXのスプレッドはどのような水準となっているのでしょうか?
この記事では、GEMFOREXのスプレッドを他の海外FX業者と比較しつつ紹介します。
海外FXのスプレッドとは?
海外FXにおけるスプレッドについて紹介すると、例えばニュースなどで「円相場は110円15銭~20銭で・・・」などと紹介されるシーンを見かけます。
FXでは、売るときと買うときでレートが異なるという特徴がありますが、この数字はその外貨の買値と売値の差を表しているのです。
FXにおけるスプレッドとは、トレーダーがFX取引をする際の買値と売値の差のことです。
この差がトレーダーにかかる実質コストとなって、スプレッドが狭いほうが低コストとなるので、トレーダーにとって有利となります。
外貨預金にも同様に、預入レートと払戻レートという買値と売値の差が見られますが、一般にFXの方が低コストで取引可能です。
スプレッドを表現する方法として、売値(Bid)と買値(Ask)の価格差が小さいことを狭い、価格差が大きいことを広いと表現します。
国内FXと海外FXのスプレッドの違いとは?
スプレッドというものは、基本的には国内FXでも海外FXでも考え方は同じです。
ただ、実際には粉仮名違いがあり、同じ通貨ペアであっても価格差があるのが特徴です。
なぜここまで価格差が生じるのかといえば、そもそものスプレッドの仕組みが違うという点と、口座タイプの違いがあるためとなります。
では、具体的にスプレッドがどのように違うのでしょうか?
ここでは、国内FXと海外FXのスプレッドについて解説します。
スプレッドの仕組みの違い
国内FXと海外FXのスプレッドの違いとして大きな点が、スプレッドの仕組みがそもそも異なるという点です。
FXのスプレッドは、大きく分けると「固定スプレッド」と「変動スプレッド」にカテゴライズすることが可能です。
国内FX業者の多くは固定スプレッドであり、逆に多くの海外FX業者は変動スプレッドを採用してるという違いがあります。
固定スプレッドについては、変動によるリスクは比較的少ないという特徴がありますが、場合によっては固定スプレッドであっても変動するリスクがあるので要注意です。
例えば、アメリカ雇用統計などの重要指標が発表されたタイミングでは、固定スプレッドでも変動することが多いです。
変動スプレッドの場合は、変動のリスクをFXトレーダーが負担することになりますが、その他の手数料が安く設定されています。
ただ、固定スプレッドと同じく相場が大きく変動するとスプレッド幅が広がる傾向にあります。
固定スプレッドと変動スプレッドには一長一短がありますが、海外FX業者では基本的に変動スプレッドしかありませんので、その良さを活かした取引ができるかが重要です。
口座タイプの違い
国内FXと海外FXのスプレッドの違いという意味で、用意されている口座タイプの種類の違いも大きいです。
国内FX業者では、基本的に口座タイプは1種類しか用意されておらず、トレーダーにとって選択肢がない状況です。
一方で、海外FX業者においては用途に合わせた口座タイプを複数用意しているケースが多くなっています。
海外FX業者において用意されている口座タイプは、基本的なスペックとなる「一般向け口座」と、どちらかと言えば経験者が利用する機会が多い「中上級者向け口座」に分類できます。
それぞれの口座の種類によって、スプレッドやレバレッジといった、取引する上で重要となる条件に違いがあるのです。
具体的には、各口座は以下のような違いがあります。
一般向け口座 | 中上級者向け口座 | |
---|---|---|
スプレッド幅 | 普通~広め | 狭め |
レバレッジ | 高め | 低め |
取引コスト | スプレッドのみ | スプレッドと各種手数料 |
ボーナス | あり | なし |
取引形式 | STP方式が大半 | ECN方式が大半 |
最低入金額 | 低め | 高め |
これだけ見ると、一般向け口座の方が有利に取引できそうですが、中上級者向け口座の場合はなんと言ってもスプレッド幅が狭いので、余計な機能は不要という方にとってはおすすめの口座です。
GEMFOREXは口座タイプによってスプレッドが異なる
GEMFOREXでは、口座タイプによってスプレッドが異なるという特徴があります。
GEMFOREXで用意されている口座は、以下の種類があるのです。
・オールインワン口座
・ノースプレッド口座
・レバレッジ5,000倍口座
それぞれの口座の違いについてまとめると、以下のようになります。
オールインワン口座 | ノースプレッド口座 | レバレッジ5,000倍口座 | |
---|---|---|---|
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 5,000倍 |
ロスカット基準 | 証拠金維持率20%以下 | 証拠金維持率20%以下 | 証拠金維持率20%以下 |
ゼロカットシステムの有無 | なし(ゼロカットシステム) | なし(ゼロカットシステム) | なし(ゼロカットシステム) |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 2.00pips | 0.30pips | 0.30pips |
初回最低入金額 | 100円 | 30万円 | 100円(上限10万円) |
ボーナス | あり | なし | なし |
オールインワン口座は、初心者向きで100円から始めることができる点が魅力的です。
一方で、スプレッド幅が広めなので頻繁に取引するという方にとってはあまりおすすめではありません。
ノースプレッド口座は完全にスプレッドゼロではないのですが、0.30pipsととても狭い状況で取引できますが、最低入金額が30万円とまとまった資金が必要です。
レバレッジ5,000倍口座は、他の海外FX業者と比較しても圧倒的に高い、レバレッジ5,000倍となっているのですが、上限10万円までしか入金できません。
自分のスタイルに合わせて、最適な条件の口座を開設して取引したいものです。
オールインワン口座・ノースプレッド口座・レバレッジ5,000倍口座のスプレッド比較
GEMFOREXの各口座において、どの程度のスプレッドの違いがあるのかが気になるものです。
オールインワン口座、ノースプレッド口座、レバレッジ5,000倍口座それぞれの主要通貨ペアのスプレッドについてまとめると、以下のようになります。
オールインワン口座 | ノースプレッド口座 | レバレッジ5000倍口座 | |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.2pips | 0.3pips | 0.3pips |
EUR/JPY | 1.4pips | 0.5pips | 0.5pips |
GBP/JPY | 1.9pips | 1.0pips | 1.0pips |
AUD/JPY | 1.6pips | 0.6pips | 0.6pips |
EUR/USD | 1.2pips | 0.3pips | 0.3pips |
GBP/USD | 2.1pips | 1.3pips | 1.3pips |
AUD/USD | 1.5pips | 0.3pips | 0.3pips |
ノースプレッド口座とレバレッジ5,000倍口座は、実質的に同じスプレッドが適用されています。
一方で、オールインワン口座はノースプレッド口座とレバレッジ5,000倍口座と比較して、1pips程度広い状況です。
各種ボーナスなどが魅力的ですが、その分をスプレッドで徴収されているという形となっています。
GEMFOREXのオールインワン口座と他海外FX業者10社のスプレッド比較一覧
GEMFOREXのオールインワン口座と他海外FX業者10社のスプレッドを比較した結果が、こちらです。
USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | AUD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
GEMFOREX オールインワン口座 |
1.2pips | 1.4pips | 1.9pips | 1.6pips | 1.2pips | 2.1pips | 1.5pips |
XM スタンダード口座 |
1.6pips | 2.6pips | 3.5pips | 3.0pips | 1.6pips | 2.3pips | 1.8pips |
LANDFX Live口座 |
0.8pips | 1.5pips | 1.8pips | 1.6 | 0.8pips | 1.2pips | 0.9pips |
iforex | 1.8pips | 1.8pips | 5.0pips | 5.0pips | 1.8pips | 3.0pips | 3.0pips |
AXIORY スタンダード口座 |
1.3pips | 1.5pips | 2.0pips | 1.9pips | 1.2pips | 1.6pips | 1.7pips |
FXGT スタンダード口座 |
1.4pips | 2.1pips |
3.4pips |
3.2pips | 1.6pips | 2.1pips | 1.8pips |
Titan FX Zeroスタンダード口座 |
1.3pips | 1.5pips | 2.2pips | 1.7pips | 1.1pips | 1.6pips | 1.1pips |
HotForex マイクロ口座 |
1.7pips | 1.2pips | 3.0pips | 2.3pips | 1.2pips | 1.8pips | 1.5pips |
Tradeview スタンダード口座 |
1.8pips | 1.9pips | 2.3pips | 2.6pips | 1.7pips | 2.0pips | 1.9pips |
Exness スタンダード口座 |
1.1pips | 1.9pips | 2.0pips | 2.1pips | 1.0pips | 1.2pips | 1.5pips |
BigBoss スタンダード口座 |
1.5pips | 1.4pips | 1.9pips | 1.6pips | 1.6pips | 2.0pips | 1.5pips |
GEMFOREXオールインワン口座は、他社と比較して低めのスプレッドとなっています。
通貨ペアによっては、主要な海外FX業者の中で最もお得な数字になっている場合もあります。
GEMFOREXのノースプレッド口座と他海外FX業者10社のスプレッド比較一覧
GEMFOREXのノースプレッド口座と、他海外FX業者10社のスプレッドを比較した結果がこちらです。
USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | AUD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
GEMFOREX ノースプレッド口座 |
0.3pips | 0.5pips | 1.0pips | 0.6pips | 0.3pips | 1.3pips | 0.3pips |
XM ZERO口座 |
1.1pips | 1.6pips | 2.1pips | 2.0pips | 1.0pips | 1.6pips | 1.4pips |
LANDFX ECN口座 |
0.2pips | 0.4pips | 1.0pips | 0.5pips | 0.1pips | 0.4pips | 0.2pips |
iforex | 1.8pips | 1.8pips | 5.0pips | 5.0pips | 1.8pips | 3.0pips | 3.0pips |
AXIORY ナノ口座 |
0.3pips | 0.2pips | 0.9pips | 0.9pips | 0.2pips | 0.4pips | 0.4pips |
FXGT ECN口座 |
0.3pips | 0.8pips | 1.2pips | 1.0pips | 0.3pips | 0.5pips | 0.5pips |
Titan FX ZeroブレードECN口座 |
0.3pips | 0.3pips | 1.3pips | 0.8pips | 0.1pips | 0.7pips | 0.1pips |
HotForex ゼロスプレッド口座 |
0.2pips | 0.8pips | 1.4pips | 1.0pips | 0.1pips | 0.4pips | 0.8pips |
Tradeview ECN口座 |
0.1pips | 0.4pips | 0.5pips | 0.5pips | 0.2pips | 0.5pips | 0.2pips |
Exness ゼロ |
0.0pips | 0.1pips | 0.0pips | 0.3pips | 0.0pips | 0.0pips | 0.0pips |
BigBoss プロスプレッド口座 |
0.3pips | 1.1pips | 0.9pips | 1.0pips | 0.5pips | 0.6pips | 0.6pips |
GEMFOREXノースプレッド口座は、他社と比較して平均的なスプレッドとなっています。
Exnessゼロ口座は、実質スプレッドがゼロという通貨ペアがあるので、圧倒的にお得感があるのが特徴です。
他のサービスも見極めつつ、お得なスプレッドの業者を利用することをおすすめします。
GEMFOREXの全取扱銘柄スプレッド一覧
Gemforexでは非常に多くの銘柄を扱っています。
通貨ペア以外にも、大きく分けて下記の2種類があります。
・貴金属・エネルギー
・株価指数
・株式(現在は取り扱いなし)
オールインワン口座・ノースプレッド口座それぞれのスプレッドを順番に見ていきます。
貴金属・エネルギー
Gemforexでの貴金属・エネルギーのスプレッドについて表にまとめました。
金・銀・プラチナとブレント原油・WTI原油の5種類があります。
銘柄 | オールインワン口座 | ノースプレッド口座 |
---|---|---|
XAUUSD (金・米ドル) |
3.7pips |
2.1pips |
XAGUSD (銀・米ドル) |
3.6pips |
3.4pips |
XPTUSD (プラチナ・米ドル) |
3.8pips |
3.4pips |
BRTGBP (ブレント原油) |
2.1pips |
– |
WTIUSD (WTI原油) |
2.2pips |
– |
Gemforexでノースプレッド口座で扱っているのが金・銀・プラチナ、オールインワン口座では5種類すべてを扱っています。
銀とプラチナについてはあまりスプレッドの差がありませんが、金はノースプレッド口座がスプレッド狭めとなっています。
株価指数
つづいて、株価指数(株式指数)のスプレッドを紹介します。
Gemforexで株価指数(株式指数)を扱っているのは、オールインワン口座だけとなります。
銘柄 | オールインワン口座 | ノースプレッド口座 |
---|---|---|
JPXJPY (日経225) |
2.7pips |
– |
DOWUSD (NYダウ) |
47pips |
– |
NASUSD (ナスダック) |
20pips |
– |
S&PUSD (S&P500) |
20pips |
– |
DAXEUR (ユーロ50) |
26pips |
– |
HSXHKD (ハンセン指数) |
2.5pips |
– |
全体的に標準的なスプレッドとなっています。
株式
GEMFOREXでは個別株を扱っていません。
GEMFOREXのスプレッドで押さえておきたいポイント3選
GEMFOREXのスプレッドにおいて、押さえておきたいポイントとして以下3つがあります。
1.GEMFOREXは早朝にスプレッドが拡大しやすい
2.GEMFOREXのスプレッドを日本円にする計算方法
3.取引形態にDD方式を採用しているためスプレッドが狭い
注意点にも繋がる項目もあるので、よく確認の上で取引することをおすすめします。
それでは、抑えておきたい3つのポイントについて詳しく解説します。
1.GEMFOREXは早朝にスプレッドが拡大しやすい
為替取引では、大きな流れとしてオセアニアエリアのニュージーランドやオーストラリアの市場がオープンし、まもなく日本市場が開場します。
その後、日本時間の夕方にはヨーロッパとアメリカ市場がオープンして、翌日の朝まで取引が行われて、またオセアニア市場がオープンするというサイクルで取引が行われるのです。
よって、市場がオープンしている月曜日から金曜日までは、絶え間なく取引ができます。
ただ、日本時間の午前7時から8時までは、ロンドンやニューヨークといった2大マーケットだけでなく、日本市場もオープンしていない状況です。
この時間帯は、スプレッドが広がりやすい傾向にあるので注意してください。
ドル円やユーロドルなどの主要通貨ペアの場合は、スプレッドが最大0.5pips程度拡大してしまうというケースも珍しくありません。
逆に、日本時間の22時からはロンドンマーケットとニューヨークマーケットの開場が重複しているので、スプレッドが狭くなりやすいこともあって取引する際にねらい目です。
2.GEMFOREXのスプレッドを日本円にする計算方法
GEMFOREXのスプレッドは、pipsで表現されています。
percentage in pointの略であり、FXで通貨の共通単位として使用されていて、pipsはその複数形です。「米ドルが○pips変動」などと表現し、異なる通貨ペアでも共通の単位で変動幅を表すことができ、買値と売値の差を表すスプレッドの単位としても用いられます。
ただ、○○pipsと言われても、実際にどの程度のスプレッド幅であるのかがイメージできないものです。
そこで、日本円に換算する方法を知ることが重要です。
GEMFOREXのスプレッドを日本円にする計算方法は、以下となります。
日本円換算のスプレッド = 取引量 × 0.0001 × 為替レート × スプレッド
この計算式を見てもあきらかな通り、スプレッドの金額は取引する通貨量によって異なるという特徴があります。
例えば、ドル円が100円で、スプレッド0.3pipsの際に50万通貨(5ロット)でエントリーする場合、「50万 × 0.0001 × 100円 ×0.3」で1,500円です。
3.取引形態にDD方式を採用しているためスプレッドが狭い
GEMFOREXでは、DD方式を採用しているのも特徴的です。
Dealing Deskの略で、相対取引となりトレーダーとFX業者が1対1で取引を行う方式のことをさします。「OTC取引」や「MM方式」とも呼ばれてることも多いです。逆に、トレーダーからの注文を直接インターバンク市場へ流して取引を行う方式をNDDと呼びます。
DD方式は、主に国内FXにおいて採用されることが多い方式となります。
NDD方式と比較して、スプレッドが狭くて固定されていることもあって、スプレッド幅がわかりやすいという特徴があります。
変動スプレッドを採用しているGEMFOREXでも、固定こそされていませんがスプレッド幅が狭いのが魅力的です。
ただ、価格変動が大きなシーンでは、有利なタイミングで取引しようとした場合でも、レートが再提示されて思った通りのタイミングで約定することができない、リクォートに陥りがちです。
また、DD方式ではFX業者との取引になるために、悪徳業者の場合は公平な取引ができない可能性がある懸念があります。
フラッシュクラッシュ時におけるGEMFOREXのスプレッドは?
FXの世界では、相場を完全に把握することは不可能であり、まれに理解不能な動きを見せることがあります。
例えば、重要指標の発表時や戦争などの有事が派生して相場が変動するのは理解できますが、それすらもない状況で相場が急落することがあるのです。
このような症状のことをフラッシュクラッシュと呼びますが、フラッシュクラッシュ時におけるGEMFOREXのスプレッドはどのように変動するのでしょうか?
ここでは、過去の例を参考にフラッシュクラッシュ時におけるGEMFOREXのスプレッドを紹介します。
2019年1月3日のフラッシュクラッシュ時にスプレッドが拡大した!
まだ新型コロナウイルスが流行する前であった2019年の年始、そもそも為替相場は年末年始は薄商いとなり、まれに相場が変動することがありますが、年明け直後の1月3日午前7時過ぎに異変が起きました。
ドル円は108円を割り込んで、一気に104円台後半へと突入したのです。
豪ドル円はもっと大きな変動が発生し、76円割れて驚きをもって受け入れられていた中で、その動きが加速して71円割れとなったのです。
ポンド円についても、137円割れ後131.70円前後まで下落したのですが、これによって大きな利益を得た方もいれば、ロスカットされた方も多くいます。
先に紹介した通り、相場の急激な変動時にはスプレッド幅が広がる傾向にあり、実際に米ドル/円のスプレッドが172pipsまで拡大しました。
このスプレッド差が原因となって、強制ロスカットした方も続出したのです。
フラッシュクラッシュが起きる原因については諸説ありますが、このケースではAppleの売上見通し引き下げに伴うリスク回避の動きによるものという見立てが大半です。
薄商い時は、トレーダーが極端に少なくなるタイミングとなるため、流動性が大幅に減少しますので、フラッシュクラッシュが起きがちとなるためにポジションを適度に整理するなどのコントロールが必要です。
GEMFOREXの両建てはどれくらいスプレッドが拡大する?
GEMFOREXでは、同じ口座内であれば両建て取引が認められています。
同じ通貨ペアの買いポジションと売りポジションを同時に保有することを指します。例えば、米ドル/円の買いポジションと売りポジションを持つことによって、一時的な損失の拡大やつなぎ売買をすることが可能です。同一通貨ペアで売りや買い同じ数量のポジションを保有することで、理論上は決済している状態と同様になり数量に差がある場合にはその数量分のポジションを保有する形となります。
両建てにはメリットとデメリットがあり、例えばスワップポイントを狙うなどの場合に用いられることが多いです。
両建て取引自体を禁止している業者がいる中で、GEMFOREXではむしろ両建てを推奨している立場となっており、積極的に狙いたいものです。
ただ、GEMFOREXで両建てを行うと、スプレッドが拡大する傾向にあります。
実際に、以下のようにスプレッド幅が広くなることがあります。
通貨ペア | 口座種類 | 最大スプレッド | 平均スプレッド |
---|---|---|---|
USDJPY | オールインワン口座 | 15.2pips | 1.6pips |
ノースプレッド口座 | 14.0pips | 0.3pips | |
EURUSD | オールインワン口座 | 18.5pips | 1.7pips |
ノースプレッド口座 | 17.3pips | 0.6pips |
最大スプレッドは、いずれも10pipsを優に超える数値となりますので、ロスカットされないように資金面をうまくコントロールしてください。
GEMFOREXはスプレッドが狭めでお得!
GEMFOREXでは、スプレッド幅が狭い傾向にあり、お得に取引したいという方に向いたサービスです。
また、MT4を使用してEAで運用すれば、自動売買で楽して稼ぐことも可能です。
プライバシーポリシーもしっかりしており、日本人サポートも充実していることもあるので、信頼してトレードできる業者としておすすめします。
GEMFOREXの口座開設は、「こちら」から開設可能です。