

海外FX業者のFxProは、2006年からサービスの提供を始め、トレーダーから熱い信頼を得ています。
FxProの公式サイトではスプレッド情報が分かりづらく、スプレッドがどの程度なのか把握しづいのが現状です。
そこで、この記事ではFxProのスプレッドについて詳しく解説します。
ぜひ最後まで読んで参考にして下さい。
海外FXのスプレッドとは?
海外FXのスプレッドとは、ブローカーがトレーダーから受け取る手数料のことです。
売買時に保有したポジションよりもスプレッド分が上乗せされ、差額が発生します。この時の差額が「スプレッド」です。
スプレッドによって海外FX業者は利益を受け取り、運営に生かしています。
海外FX業者は国内FX業者よりもスプレッドが広く、手数料が高い傾向にありますが、仕組み上仕方ありません。
なぜなら、海外FX業者は取引方式にNDD方式を採用しているからです。
取引方式の一つで、業者が取引に介入せず透明性の高い取引方式のことです。
NDD方式だとブローカーがトレーダーとインターバンク市場の間に介入せず、注文に仲介しません。
そのためノミ行為などの不正行為がなく、トレーダーが損失を受けてもNDD方式のFX業者は儲かりません。
したがって、NDD方式のFX業者ではスプレッドが主な収益源になるため、手数料を高くせざるを得ないのです。
FxProの口座ごとのスプレッド
FxProには多くの口座タイプが用意されており、その数は5種類に上ります。
そこで、次に5種類の口座タイプをまとめました。
・MT4マーケット口座
・MT4インスタント口座(変動スプレッド)
・MT4インスタント口座(固定スプレッド)
・MT5口座
・cTrader口座
FxProの各口座タイプは、スプレッドが異なっています。
口座タイプごとのスプレッドが分かるように、スプレッド情報を表でまとめるので参考にして下さい。
MT4口座マーケット口座
FxProのMT4マーケット口座の平均スプレッドを、以下にまとめました。
MT5口座 | |
---|---|
USD/JPY | 1.5pips |
EUR/JPY | 2.1pips |
GBP/JPY | 3.3pips |
EUR/USD | 1.4pips |
GBP/USD | 1.6pips |
USD/CAD | 2.0pips |
AUD/USD | 1.5pips |
MT4マーケット口座は、FxProの口座タイプの中でも狭いスプレッド値を実現しています。
そのため、人気の口座タイプになっています。
ただし、取引ツールはMT4しかないため、MT5やcTraderは使えません。
MT4では自動売買も可能なので、EAを使えば裁量トレードしなくても取引の数を積み重ねられます。
MT4口座インスタント口座(変動スプレッド)
MT4インスタント口座は、変動スプレッドと固定スプレッドで口座タイプが分かれています。
ここでは、変動スプレッドを採り入れているMT4インスタント口座のスプレッドをまとめました。
MT5口座 | |
---|---|
USD/JPY | 1.8pips |
EUR/JPY | 2.4pips |
GBP/JPY | 3.6pips |
EUR/USD | 1.7pips |
GBP/USD | 1.9pips |
USD/CAD | 2.0pips |
AUD/USD | 1.8pips |
海外FX業者のスプレッドは、基本的に変動制です。
FxProも例にもれず、変動制を採用しています。
ただし、スプレッドが固定されているインスタント口座もあるので、同じではないと理解しておく必要があります。
MT4インスタント口座のスプレッドは、MT4マーケット口座に比べて広めです。
MT4口座インスタント口座(固定スプレッド)
こちらはMT4インスタント口座の、もう一つの口座タイプです。
何が違うのかというと、スプレッドが固定になっている点にあります。
そこで、次の表にMT4インスタント口座(固定スプレッド)のスプレッドをまとめました。
MT5口座 | |
---|---|
USD/JPY | 1.6pips |
EUR/JPY | 1.8pips |
GBP/JPY | 2.7pips |
EUR/USD | 1.6pips |
GBP/USD | 1.8pips |
USD/CAD | 1.8pips |
AUD/USD | 1.7pips |
MT4インスタント口座の固定スプレッドは変動ではないため、時として有利な取引ができます。
そのため、他の口座タイプでスプレッドが広がっている時に、こちらの口座タイプを使うのが最もおすすめな使い方だと言えるでしょう。
ただし、全ての銘柄でスプレッドが固定されている訳ではないので注意しなくてはいけません。
上記7通貨のみスプレッドは固定となっており、他の銘柄では変動制が採用されています。
ですので、固定スプレッドと言っても一部で固定されているだけだと覚えておきましょう。
MT5口座
FxProのMT5口座のスプレッドを、以下の表にまとめました。
MT5口座 | |
---|---|
USD/JPY | 1.8pips |
EUR/JPY | 2.4pips |
GBP/JPY | 3.6pips |
EUR/USD | 1.7pips |
GBP/USD | 1.8pips |
USD/CAD | 2.3pips |
AUD/USD | 1.8pips |
MT5口座のスプレッドはMT4口座とあまり違いはありません。
では何が違うのかというと、取引ツールがMT5に対応している点です。
MT5はMT4よりも高性能と言われており、処理速度が高速だったり使えるインジケーターが多種に及んだりと利点を持っています。
また、約定が速いのも評価できる点です。
ただし、MT4口座のように自動売買には適していない点には注意して下さい。
全く自動売買できないわけではありませんが、MT4よりも対応しているEAが少なく、システムトレードには不向きです。
cTrader口座
次の表にFxProにおけるcTrader口座の平均スプレッドをまとめました。
cTrader口座 | |
---|---|
USD/JPY | 1.8pips(0.9pips) |
EUR/JPY | 2.3pips(1.4pips) |
GBP/JPY | 3.5pips(2.4pips) |
EUR/USD | 1.7pips(0.8pips) |
GBP/USD | 2.1pips(1.2pips) |
USD/CAD | 2.3pips(1.4pips) |
AUD/USD | 2.2pips(1.3pips) |
※()内は手数料を含まないスプレッド値です
cTrader口座では取引手数料が別途発生し、スプレッドに上乗せされて取引コストがかかります。
ですので、最低スプレッド値は特に狭く割安に感じるかもしれませんが、実際は他の口座タイプとあまり違いはありません。
cTrader口座を使う利点はスプレッドの狭さではなく、高性能でカスタマイズ性に優れた取引ツールの、cTraderを利用できる点にあります。
MT4口座やMT5とは違った性能を持っているcTraderを利用したいがために、FxProを選んでいるトレーダーも少なくありません。
なお、他の海外FX業者でcTraderはなかなか扱っていないため、FxProは貴重な海外FX業者だと言えます。
FxProのスプレッド比較(Gemforex,TitanFX比較)
FxProがどの程度のスプレッド値なのか、他海外FX業者と比べないと分からない方もいると思います。
そこで、次の表に3社のスプレッドをまとめて比較しました。
FxPro MT4口座 | Gemforex スタンダード口座 |
TitanFX Zeroスタンダード口座 |
|
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.8pips | 1.2pips | 1.3pips |
EUR/JPY | 2.4pips | 1.4pips | 1.5pips |
GBP/JPY | 3.6pips | 1.9pips | 2.2pips |
EUR/USD | 1.7pips | 1.2pips | 1.1pips |
GBP/USD | 1.9pips | 2.1pips | 1.6pips |
AUD/USD | 1.8pips | 1.5pips | 1.1pips |
FxProのスプレッドは、他業者と比較して広めということが分かりました。
そのため、短期間で取引を重ねるスキャルピングを目的としたトレーダーには不利な環境となっています。
ただし、デイトレードや長期的なトレードに関しては気になるほどのスプレッドではありません。
したがって、FxProで取引するなら中長期的な手法がおすすめされます。
なお、FxProではスキャルピングも両建て取引も許されているので、できない訳ではありません。
FxProのスプレッドの特徴
FxProの口座タイプごとのスプレッド一覧表と他社とのスプレッド比較状況を紹介してきました。
本項では、これまで紹介してきた内容からFxProのスプレッドの特徴を解説していきます。
他社と比べると、やや広めとなっているFxProのスプレッドですが、背景にはスプレッドとは別に手数料が発生しない点があげられます。
5種類もの口座タイプがあるFxProは、cTrader以外の口座タイプでは手数料が発生しません。
また、株式指数とエネルギー銘柄に関しては手数料が無料となっています。
スプレッドが広めでも手数料が発生しない点を考慮すると、トータルで平均的な水準に落ち着くのではないでしょうか。
cTrader口座の取引手数料は以下のようになっています。
【cTrader口座取引手数料】
通貨ペア |
対応通貨 |
1,000通貨 |
10,000通貨 |
100,000通貨 |
1,000,000通貨 |
---|---|---|---|---|---|
米ドル/日本円 USD/JPY |
米ドル |
0.07ドル |
0.7ドル |
7ドル |
70ドル |
日本円 |
約10円 |
約100円 |
約1,000円 |
約10,000円 |
|
ユーロ/米ドル EUR/USD |
ユーロ |
0.07ユーロ |
0.7ユーロ |
7ユーロ |
70ユーロ |
日本円 |
約10円 |
約99円 |
約990円 |
約9,899円 |
|
ポンド/米ドル GBP/USD |
ポンド |
0.07ポンド |
0.7ポンド |
7ポンド |
70ポンド |
日本円 |
約13円 |
約113円 |
約1,123円 |
約11,227円 |
|
豪ドル/米ドル AUD/USD |
豪ドル |
0.07ドル |
0.7ドル |
7ドル |
70ドル |
米ドル |
約7円 |
約64円 |
約637円 |
約6,366円 |
口座タイプの中で、cTrader口座のスプレッドが一番低いのは取引手数料が発生するためといえるでしょう。
以下はcTrader口座以外の各口座タイプの特徴です。
【MT4マーケット口座】
cTrader口座の次にスプレッドが狭い口座となっています。
取引手数料を合わせると、cTrader口座よりも低コストで取引できるでしょう。
文字通りMT4専用口座なので、MT5やcTraderによる短期売買を目的としている人の利用には不向きといえます。
【MT4インスタント口座】
MT4インスタント口座の変動スプレッドと固定スプレッドは、どちらもスプレッドもあまり変わりません。
また、固定スプレッドは取引銘柄も7種類と限定的です。
MT4インスタント口座を選ぶときは、変動スプレッドを選ぶとよいでしょう。
【MT5口座】
MT4の各口座タイプと同じように、スプレッド以外の取引手数料は発生しません。
スプレッド水準は、cTrader口座のスプレッドと取引手数料を合わせたコストと同じ程度となっています。
FxProの早朝スプレッド
FxProは変動制のスプレッドを採用しているため、時と場合によってスプレッドが急拡大することがあります。
早朝時のスプレッドは特に顕著であり、広がる傾向にあります。
そこで、FxProにおける早朝スプレッドの一部を、以下の表に記載するので参考にして下さい。
FxPro早朝時のスプレッド | |
---|---|
USD/JPY | 8.3pips |
EUR/JPY | 13.1pips |
GBP/JPY | 22.5pips |
EUR/USD | 8.5pips |
上記のスプレッドは変動制なので、これより広がる可能性が十分にあるため注意して下さい。
また、早朝時だけでなく経済指標発表時にもスプレッドは急拡大を見せます。
レバレッジをフルに使って取引する場合には、拡大したスプレッドによってロスカットを受ける可能性もあるため注意しましょう。
ロスカットを受けない対策として、スプレッドが急拡大を見せる前に損切したり、利益を確定したりする方法が挙げられます。
通貨ペアごとのスプレッド一覧表
FxProの通貨ペアごとのスプレッドが把握できるように、次の表にまとめました。
MT4口座 | MT5口座 | cTrader口座 | |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.8pips | 1.8pips | 1.8pips(0.9pips) |
EUR/JPY | 2.4pips | 2.4pips | 2.3pips(1.4pips) |
GBP/JPY | 3.6pips | 3.6pips | 3.5pips(2.4pips) |
EUR/USD | 1.7pips | 1.7pips | 1.7pips(0.8pips) |
GBP/USD | 1.9pips | 1.8pips | 2.1pips(1.2pips) |
USD/CAD | 2.0pips | 2.3pips | 2.3pips(1.4pips) |
AUD/USD | 1.8pips | 1.8pips | 2.2pips(1.3pips) |
※()内は手数料を含まないスプレッド
FxProでは、口座タイプによるスプレッドの違いはあまりありません。
結果として、口座タイプを選ぶ判断材料は取引ツールになります。
MT4・MT5・cTraderの3種類から自分に合った口座を選びましょう。
マイナー通貨ペアのスプレッド一覧表
FxProのメジャー通貨における口座タイプごとのスプレッドを紹介しました。
次は、マイナー通貨ペアのスプレッドを見ていきましょう。
【マイナー通貨スプレッド一覧表】
通貨ペア |
MT4マーケット口座 MT4インスタント口座 |
MT5口座 |
cTrader口座 |
---|---|---|---|
カナダドル/日本円 CAD/JPY |
3.6pips |
3.3pips |
2.1pips |
ニュージーランド・ドル/日本円 NZD/JPY |
2.5pips |
2.3pips |
1.5pips |
ユーロ/ポンド EUR/GBP |
1.2pips |
1.2pips |
0.6pips |
ユーロ/豪ドル EUR/AUD |
3.0pips |
2.8pips |
1.5pips |
米ドル/香港ドル USD/HKD |
30.8pips |
28.8pips |
7.2pips |
米ドル/人民元 USD/CNH |
35.6pips |
32.6pips |
13.2pips |
ポンド/ニュージーランド・ドル GBP/NZD |
5.6pips |
5.2pips |
3.1pips |
ポンド/カナダドル GBP/CAD |
4.6pips |
4.4pips |
2.7pips |
豪ドル/ニュージーランド・ドル AUD/NZD |
3.8pips |
3.4pips |
1.5pips |
豪ドル/スイスフラン AUD/CHF |
2.8pips |
2.6pips |
0.9pips |
ニュージーランド・ドル/カナダドル NZD/CAD |
4.3pips |
3.9pips |
1.8pips |
カナダドル/スイスフラン CAD/CHF |
4.1pips |
3.7pips |
0.6pips |
メジャー通貨に比べてマイナー通貨は、全体的にスプレッドが広い水準にあることが分かります。
また、マイナー通貨の中でも、米ドル/人民元(USD/CNH)と米ドル/香港ドル(USD/HKD)のスプレッドがとくに大きくなっています。
次は、貴金属銘柄のスプレッドを見ていきましょう。
貴金属銘柄のスプレッド一覧表
ここからはFxProの通貨ペア以外のスプレッドを紹介していきます。
まずは、貴金属銘柄のスプレッドからまとめていきます。
【貴金属銘柄スプレッド一覧表】
貴金属取引銘柄 |
MT4マーケット口座 MT4インスタント口座 |
MT5口座 |
cTrader口座 |
---|---|---|---|
ゴールド/米ドル XAU/USD |
3.0pips |
3.2pips |
3.3pips |
ゴールド/ユーロ XAU/EUR |
4.4pips |
4.8pips |
44.0pips |
シルバー/米ドル XAG/USD |
2.1pips |
3.1pips |
1.6pips |
シルバー/ユーロ XAG/EUR |
2.4pips |
5.6pips |
2.8pips |
パラジウム/米ドル XPD/USD |
256.3pips |
256.3pips |
254.6pips |
プラチナ/米ドル XPT/USD |
41.2pips |
41.2pips |
39.0pips |
貴金属銘柄のスプレッドは取引量の多いゴールド/米ドル(XAU/USD)やシルバー/米ドル(XAG/USD)のスプレッドが狭めの水準です。
逆に取引量の少ないパラジウム/米ドル(XPD/USD)のスプレッドは、他の貴金属銘柄と比較して突出した数値となっており、取引できる大きさとはいえません。
口座タイプごとに見てもゴールド/ユーロ(XAU/EUR)のcTrader口座スプレッドが大幅に大きくなっている以外は、ほとんど違いはないでしょう。
エネルギー関連銘柄のスプレッド一覧表
次に、エネルギー銘柄関連銘柄のスプレッドを見ていきましょう。
【エネルギー関連銘柄スプレッド一覧表】
エネルギー関連銘柄 |
MT4マーケット口座 MT4インスタント口座 |
MT5口座 |
cTrader口座 |
---|---|---|---|
ブレント原油 |
8.4pips |
8.4pips |
5.9pips |
WTI原油 |
9.6pips |
9.6pips |
6.4pips |
天然ガス |
0.9pips |
0.9pips |
0.4pips |
エネルギー銘柄関連銘柄のスプレッドはMT4の各口座とMT5口座のスプレッドが同じ水準で、cTrader口座のスプレッドが低くなっています。
FxProでは、いずれの口座もエネルギー関連銘柄に手数料は発生しません。
エネルギー関連銘柄を取引するのであれば、スプレッドが最も低い水準にあるcTrader口座の利用が適しているといえるでしょう。
株価指数のスプレッド一覧表
FxProの株価指数のスプレッドを紹介していきます。
【株価指数スプレッド一覧表】
株価指数取引銘柄 |
MT4マーケット口座 MT4インスタント口座 |
MT5口座 |
cTrader口座 |
---|---|---|---|
日経225 JP225 |
84.1pips |
84.2pips |
8.0pips |
香港株価指数50 HK50 |
270.0pips |
270.0pips |
10.5pips |
S&P500 US500 |
6.0pips |
6.0pips |
1.2pips |
ナスダック UT100 |
11.5pips |
11.5pips |
1.2pips |
ダウ30 US30 |
20.1pips |
20.1pips |
3.0pips |
ヨーロッパ株価指数50 EU50 |
10.0pips |
10.0pips |
1.0pips |
ドイツ株価指数30 DE30 |
30.0pips |
30.0pips |
5.0pips |
フランス株価指数40 FR40 |
12.5pips |
12.5pips |
2.7pips |
スペイン株価指数35 ES35 |
156.1pips |
156.9pips |
19.1pips |
オーストラリア株価指数 AU200 |
17.8pips |
18.0pips |
1.9pips |
スイス株価指数 SMI |
120.0pips |
120.0pips |
12.0pips |
株価指数のスプレッドもエネルギー関連銘柄と同じように、cTrader口座以外のスプレッドは同じ水準になっているようです。
cTrader口座のスプレッドは他の口座タイプの十分の一程度と低いため、取引手数料のかからない株価指数の取引においてもcTrader口座の利用がおすすめといえるでしょう。
仮想通貨のスプレッド一覧表
最後に仮想通貨のスプレッドを紹介していきます。
FxProの仮想通貨のスプレッドは以下のとおりです。
【仮想通貨スプレッド一覧表】
仮想通貨取引銘柄 |
MT4マーケット口座 MT4インスタント口座 |
MT5口座 |
cTrader口座 |
---|---|---|---|
ビットコイン/米ドル BTC/USD |
840.4pips |
840.0pips |
– |
ライトコイン/米ドル LTC/USD |
5.0pips |
4.8pips |
– |
イーサリアム/米ドル ETH/USD |
94.9pips |
95.0pips |
– |
ビットコインキャッシュ/米ドル BCH/USD |
35.6pips |
35.6pips |
– |
リップル/米ドル XRP/USD |
8.3pips |
8.2pips |
– |
FxProにおける仮想通貨の取引では、cTrader口座での利用ができません。
そのため、仮想通貨を取引する際は、MT4の各口座かMT5口座を利用しましょう。
仮想通貨スプレッド一覧表を見てみると、口座タイプによるスプレッドの違いは少なくなっているため、開設中の口座で仮想通貨の取引を進めても差し支えないといえます。
FxProのスプレッドが開くタイミング
ここまで、FxProの取引銘柄ごとのスプレッドを紹介してきました。
FxProのスプレッドは口座タイプや銘柄によって幅が異なったり、取引手数料が発生しなかったりと特徴的でした。
本項では、FxProのスプレッドが開くタイミングについて解説していきます。
取引銘柄によるスプレッドの開きではなく、時間帯や時期的な兼ね合いからスプレッドが開くタイミングを見ていきましょう。
FxProのスプレッドが開くタイミングは次のとおりです。
・取引量が少ないとき
・深夜から早朝にかけて
・経済指標発表や要人発言
・年末年始
1つずつ見ていきましょう。
取引量が少ないとき
はじめに紹介するFxProのスプレッドが開くタイミングは取引量が少ないときです。
スプレッドは取引に上乗せされる手数料ですので、取引量が少なくなるとスプレッドによる収益が見込めず、自然にスプレッドが広くなる傾向があります。
また、取引量が少ないときは、言うなれば買い手と売り手が少ない状況です。
そこで、インターバンク市場が取引量の少ない中で注文を約定させるために、発注価格と多少値幅が離れた価格帯へスプレッドを開いてでも約定させようとするわけです。
取引量が少なく通貨の流動性が低いときは、約定しにくい状況となっているので取引は控えておいた方がよいといえるでしょう。
深夜から早朝にかけて
FxProのスプレッドが開くタイミング2つ目は深夜から早朝にかけた時間帯です。
マーケットの状況からいうと、ニューヨーク市場が閉場してからオセアニア市場の始まり頃の時間帯で6時~8時頃となります。
早朝もニュージーランドのウェリントン市場やオーストラリアのシドニー市場は開場していますが、3大マーケット(東京、ロンドン、ニューヨーク)に比べると市場参加者は少ない状況です。
このため、通貨の流動性が下がりスプレッドが開く傾向にあるわけです。
経済指標発表や要人発言
経済指標発表の前後、要人発言やサプライズな出来事が起こったときはスプレッドが開く傾向にあります。
これらのイベントが起こると、為替相場に新たなトレンドを発生させる要因となります。
経済指標の結果や要人発言による大きな値動きに備えて保有ポジションを手仕舞っている場合が多く、発表や発言の前後は取引の手控えムードが強まりスプレッドが開く場合が多いでしょう。
相場にトレンドを発生させる主なイベントには、アメリカの雇用統計や消費者(生産者)物価指数、FOMC終了後の政策金利発表などがあげられます。
要人発言にはアメリカや欧州、日本などの主要各国の中央銀行総裁の発言が相場に影響を与えるとして注目されています。
年末年始
スプレッドが開くタイミングの1つとして、年末年始があげられます。
年末年始は相場を動かしている世界の大口投資家が休暇に入っているため、突発的なサプライズがない限り、通貨の流動性が低い傾向になりがちです。
中でもクリスマスから年末にかけては欧米がクリスマス休暇となっており、相場は薄商いとなるでしょう。
また、12月後半は決算シーズンであることから、例年マーケット全体に共通する特徴として、むやみにポジションをとって損失を出さないようにする傾向が強くなっています。
FxProのスプレッドの評判は?
FxProのスプレッドがどういった評価を受けているのか、実際の口コミ投稿を元に見てみましょう。
以下で、Twitterの投稿から抜粋したFxProのスプレッドに関する評判を紹介します。
MyfxbookのサイトでXM、Tradeview、FXOpen、FxPro、Tickmillのスプレッドを比較してみました。すべて手数料制口座です。https://t.co/4i1yKK2JaU
— ヨネダ メガネ(海外FX) (@fxsearch1) April 4, 2019
赤がリストの中で1番広いスプで、緑が狭いスプ。やはりFXOpenとFxProが少し広い。
XMはかなり優秀だけど手数料が1番高い。 pic.twitter.com/eIvKNidXBH
朝のFxProのクロス円はスプレッドが広いから朝スキャからは外すかなぁ。。。昨日なんか、CADJPY 0.5 lot 取った瞬間にスプレッド5なので、-2500円からのスタートです orz
— えくちび (@mzxvi) January 29, 2011
#fxpro の固定スプレッドは、日中と夜間でスプレッドが違うことに気が付いた・・・・
— 81886 (@nora_hiroigui) November 23, 2016
FxProのスプレッドに関連する口コミ評価をまとめると、次の通りになります。
・FxProのスプレッドは他の業者と比べて広い
・早朝時のスプレッドは特に拡大する
・固定スプレッド口座でもスプレッドは変動する
FxProはスプレッドが広いという口コミが多いことが分かりました。
また、固定スプレッド口座も常にスプレッドが同じなのではなく、場合によって変動します。
まとめ
海外FX業者のFxProでは、スプレッドは広めに設定されています。
ですが、取引方式に透明性の高いNDD方式を採用していることもあり、スプレッドが広めになっています。
FxProにはスプレッド以外に魅力があり、以下のようなメリットがあります。
・信託保全を採用して安全性に定評を持つ
・cTraderが使える数少ないFX業者
・世界中でサービスを展開している
FxProは日本ではあまり有名ではありませんが、世界では利用しているトレーダーが数多くいます。
数多く存在するFX業者からFxProが選ばれて理由は、その安全性の高さからです。
信託保全を採用している海外FX業者は少なく、多くが分別管理となっています。
外部の銀行によって預けた資金が補償されているFxProは、安心して資金を預けられ、取引できる信頼できる海外FX業者だと言えるでしょう。
また、FxProでは通貨ペア以外にも、金属やCFDなど多数の銘柄で取引できます。
ボーナスやキャンペーンはなく、日本語によるサポートも不十分ですが、多くの海外トレーダーに愛されているのがFxProです。
信頼性と安全性の高いFxProで、みなさんも取引してみませんか?