

2017年に会社が設立されたIS6FXは、2020年に買収され新しい運営によって経営されてきました。
そのIS6FXのレバレッジは最大1,000倍ですが、制限を受ける場合もあります。
レバレッジが制限を受けると、大口注文が出せなくなってしまうかもしれません。
特にレバレッジが制限を受ける水準では、証拠金維持率なども変わってしまいます。
そのため、ロスカットを受けてしまう可能性も生じます。
知らずにレバレッジが制限され、強制決済の対象にならないようにしなければなりません。
そこで、この記事ではIS6FXの以下情報について解説します。
・IS6FXのレバレッジはどう制限されるのか
・IS6FX口座タイプごとのレバレッジ制限
・IS6FXのレバレッジ確認方法
それぞれ説明するので、IS6FXのレバレッジについて詳しくなって下さい。
海外FX業者のレバレッジ制限とは?
海外FX業者のレバレッジ制限とは、条件によって扱えるレバレッジが減る仕組みのことです。
多くのFX業者では口座残高によってレバレッジが制限されますが、何のためにこの仕組みがあるのでしょうか。
理由は以下2つです。
・トレーダーの損失を抑えるため
・FX業者の負担を軽減するため
ハイレバレッジトレードには高いリスクが発生します。
トレーダーだけでなくFX業者としても、ゼロカットの存在によりリスクは高まります。
そのため、トレーダーとFX業者のリスクを低減するためにあるのが、レバレッジ制限です。
レバレッジについては、下記の記事でも詳しく解説しているので、参考にして下さい。
【徹底比較】海外FXのレバレッジ20社比較!ハイレバでおすすめな業者もご紹介
IS6FX(is6com)の最大レバレッジを他社と徹底比較
IS6FXのレバレッジは最大1,000倍です。
これは他海外FX業者と比較し、高いレバレッジだと言えます。
どの程度高いのか把握してもらうため、次の表に海外FX業者ごとのレバレッジをまとめました。
海外FX業者 | 最大レバレッジ |
---|---|
IF6FX | 1,000倍 |
BigBoss | 999倍 |
XM | 888倍 |
TitanFX | 500倍 |
TradeView | 500倍 |
iForex | 400倍 |
AXIORY | 400倍 |
IS6FXのレバレッジが、他海外FX業者と比較して高いということが分かると思います。
また、スタンダード口座ではボーナスキャンペーンを実施しているので、より大きな注文が出しやすくなっています。
口座タイプは4種類で最大レバレッジ1,000倍
IS6FXにある口座タイプは4種類で、最大レバレッジは6,000倍です。
ただし、口座タイプによって特徴が異なるため、以下4種類の口座タイプをそれぞれ解説します。
・マイクロ口座
・スタンダード口座
・プロ口座(数量限定、現在は新規口座開設受付停止中)
・6,000倍口座(数量限定、現在は新規口座開設受付停止中)
全ての口座タイプで扱っている取引ツールはMT4とMT5です。
それでは、IS6FXの口座タイプの特徴を紹介します。
マイクロ口座
IS6FXのマイクロ口座は、初心者向けの口座タイプです。
なぜなら、最低取引量が低く設定されているので、少額から取引ができるからです。
そこで、マイクロ口座の特徴を以下の表にまとめました。
口座タイプ | 取引数量 | 最大ロット数 | 取引手数料 | 最低入金額 | 最大レバレッジ | ボーナス |
---|---|---|---|---|---|---|
マイクロ口座 | 1,000通貨 | 100ロット | 無料 | 5千円 | 1,000倍 | 非対応 |
IF6FXのマイクロ口座は、最大レバレッジ1,000倍です。
マイクロ口座は取引数量が1,000通貨なので、低リスクで取引を始められます。
そのため、マイクロ口座は初心者用の口座タイプと言えます。
なお、スプレッドは海外FX業者の中で平均的なため、取引時のストレスには繋がらないでしょう。
取引できる銘柄も34銘柄に絞られており、どの通貨ペアで取引しようか悩む必要もありません。
34銘柄とは海外FX業者の中では少ないと思われますが、主だったメジャー通貨などは取り扱われているため、気にする必要もないでしょう。
ただし、マイクロ口座ではボーナスを一切受け取れません。
スタンダード口座
IS6FXのスタンダード口座は、初心者から上級者向けの口座タイプです。
スタンダード口座の参考資料として、以下の表に特徴をまとめました。
口座タイプ | 取引数量 | 最大ロット数 | 取引手数料 | 最低入金額 | 最大レバレッジ | ボーナス |
---|---|---|---|---|---|---|
スタンダード口座 | 10万通貨 | 30ロット | 無料 | 5千円 | 1,000倍 | 対応 |
スタンダード口座の最大レバレッジは、マイクロ口座と同じで1,000倍です。
スタンダード口座とマイクロ口座の違いは、取引数量の差で、スタンダード口座は10万通貨となっています。
そのため、スタンダード口座は初心者から上級者まで、幅広いトレーダーに対応した口座タイプだと言えます。
また、スタンダード口座はボーナスに対応しているので、欲しい方はこちらで受け取って下さい。
プロ口座
プロ口座は低スプレッドが特徴の口座タイプで、取引手数料も無料のため取引コストを抑えてトレードしたいトレーダーにおすすめです。
プロ口座の特徴を以下の表にまとめました。
口座タイプ | 取引数量 | 最大ロット数 | 取引手数料 | 最低入金額 | 最大レバレッジ | ボーナス |
---|---|---|---|---|---|---|
プロ口座 | 10万通貨 | 30ロット | 無料 | 10万円 | 400倍 | 非対応 |
プロ口座の最大レバレッジは400倍と、4つの口座タイプの中で最も低い設定となっています。
狭いスプレッド幅でトレード出来る点が魅力ですが、ボーナスやEAによる自動売買は利用出来ないので注意してください。
最低入金額が約10万円と高めの設定のため、他の3つの口座タイプと比べるとやや入金のハードルは高いと言えるでしょう。
6,000倍口座
IS6FXの6,000倍口座は、過去に2度先着100名限定で開設が可能となった事のある口座タイプです。
6,000倍口座の特徴も以下の表にまとめました。
口座タイプ | 取引数量 | 最大ロット数 | 取引手数料 | 最低入金額 | 最大レバレッジ | ボーナス |
---|---|---|---|---|---|---|
6,000倍口座 | 10万通貨 | 30ロット | 無料 | 5千円 | 6,000倍 | 非対応 |
6,000倍口座の最大レバレッジはその名の通り6,000倍で、非常に高いレバレッジをかけてトレードできる口座タイプです。
但し最大でも3万円までしか入金出来ないのにもかかわらず、最小取引ロット数が1ロットからと、まさにハイレバトレードのための口座タイプと言えます。
また、6,000倍口座で得た利益の合計が50万円に達した時点でこの口座は使えなくなってしまいます。
証拠金が増えるとレバレッジが制限される
IS6FXでは、証拠金が増えるとレバレッジが制限されます。
これはマイクロ口座もスタンダード口座も同じであり、制限される条件に違いはありません。
どのように制限されるのか、以下の表にまとめました。
レバレッジ | |
---|---|
20,000ドル以下 |
1,000倍 |
20,000ドル以上 | 500倍 |
50,000ドル以上 | 200倍 |
100,000ドル以上 | 100倍 |
IF6FXは証拠金が増えるとレバレッジが制限され、20,000ドル(約200万円)を超えると1,000倍から500倍に下がります、
さらに、1,000万円を超えると100倍まで制限されるので、覚えておきましょう。
レバレッジ制限を受けた際の対処法
IS6FXは証拠金の金額によってレバレッジを制限されます。
そこで、制限を受けた際にレバレッジを戻したければ出金しましょう。
ただし、以下のようにレバレッジを戻す際に注意すべき点もあります。
・ポジション保有中は出金ができない
・出金するとボーナスがすべて消える
ポジションを持っている間は出金ができず、さらに口座から資金を出すとボーナスが消えます。
そのため、レバレッジ制限を解除する際には保有ポジションとボーナスに注意しましょう。
商品によってレバレッジが異なる
IF6FXでは商品によってレバレッジが変わります。
例えば、FX通貨では最大レバレッジ1,000倍ですが、株式指数では100倍や50倍になっています。
商品や銘柄によってレバレッジが異なると、把握しておきましょう。
IS6FX(is6com)のレバレッジ確認方法と変更方法
IF6FXではレバレッジの確認方法と、変更方法がありません。
基本的に海外FX業者は公式サイトのマイページからレバレッジの確認・変更ができますが、IS6FXではできません。
ただし、方法がなかったとしても、トレーダーの負担になる点はないので安心して下さい。
実効レバレッジは計算によって分かるので、紹介します。
保有しているポジションに対して効いているレバレッジのこと。計算式は(現在の為替レート×取引数量)÷口座資金額
例えば、残高が10万円の口座でドル円が110円の時に、20万通貨の取引をした場合、(110円×20万通貨)÷10万円で実効レバレッジは220倍となります。
IS6FX(is6com)のレバレッジに関するよくある質問
最後にIS6FXのレバレッジに関するよくある質問を紹介します。
質問の回答や重要なポイントもあわせて紹介しますので、是非参考にしてみてください。
IS6FXでレバレッジ制限はありますか?
IS6FXでは取引ロット数によるレバレッジ制限はありませんが、口座残高によりレバレッジが制限されます。
スタンダード口座とマイクロ口座の口座残高によるレバレッジ制限は以下の通りです。
・口座残高が200万円以下:1,000倍
・口座残高が200万円以上500万円未満:500倍
・口座残高が500万円以上1,000万円未満:200倍
・口座残高が1,000万円以上:100倍
開設期間限定のプロ口座と6,000倍口座には、上記のような口座残高によるレバレッジ制限はありません。
IS6FXの貴金属のレバレッジは?
IS6FXでは通貨ペアだけでなく、貴金属もレバレッジ1,000倍で取引できます。
貴金属はゴールドを中心に人気が高く、ボラティリティも大きいのでレバレッジを低めに設定している業者が多い中、IS6FXではゴールドやシルバーも1,000倍のハイレバレッジをかけてトレード可能です。
IS6FXの銘柄別のレバレッジは以下の通りです。
レバレッジ | |
---|---|
通貨ペア |
1,000倍 |
貴金属 | 1,000倍 |
エネルギー | 50倍 |
株価指数 | 50~100倍 |
エネルギーや株価指数もIS6FXでトレードできますが、最大レバレッジは50倍~100倍と通貨ペアや貴金属に比べるとレバレッジは低めの設定となっています。
IS6FXで最大レバレッジは変更できますか?
IS6FXでは最大レバレッジの変更はできず、1,000倍で固定されています。
ただし、取引量を調整することにより実行レバレッジを変化させることは可能です。
その場合でも最大レバレッジを上げることはできないため、あまりレバレッジを引き下げるメリットはありません。
レバレッジ制限がかかってしまった場合はどうすれば良いですか?
IS6FXでは、口座残高が200万円を超えると最大レバレッジが500倍に制限されてしまいます。
レバレッジをもとの1,000倍に戻したい場合は、出金により口座残高を200万円未満に抑えることでレバレッジ制限が解除されます。
ただしその際にボーナスを保有していると、ボーナスが消滅してしまう点に注意してください。
万が一口座残高を200万円未満に抑えたのにレバレッジ制限が解除されない場合は、サポートに連絡して制限を解除してもらいましょう。
まとめ
IF6FXでレバレッジを制限された場合、最終的に100倍まで下がります。
ただし、これは1,000万円を超える口座残高になった場合であり、そう簡単には制限されないと言えます。
したがって、レバレッジ制限があるからと言って気にする必要はありません。
存分にIS6FXでハイレバレッジトレードして、利益を狙ってみてください。